Hikari Karakawa

|Musician / Writer| |TOTTORI - KYOTO| |Ritsumeikan University| |知らないひと(SHIRANAIHITO)Gt.Vo / | |Year After Year Gt.Vo |  だいたい、回転してます。

Hikari Karakawa

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最近の記事

30歳になる前に。

なるらしい、30歳に。 3月18日に(よかったら気にしててね。) 誕生日を来週の月曜日に控えているわけだが、10代前半のわくわくや、20代後半時の30に近づくことへの不安が消え、コントロールが素晴らしくミットを構えているだけでそこに吸い込まれていくであろうピッチャーとバッテリーを組んで安心しきっているキャッチャーのようである。 というのは嘘である。 どっしりと構えているキャッチャーの気持ちと「本当に30歳になるんだろうか、僕が?」と言う気持ちが混在している。残高がなく改

    • 2023年を終える

      2023年、終わりますね。 動きのある年でした。 元日から山に登り、良い年を確信した年でしたが 紆余曲折あったけど良い着地に持って来れたと思います。 コロナ禍を経てYear After Year(https://twitter.com/terminal_yay) を結成し、1月に初ライブを行いました。 会社員をしながら⚪︎⚪︎をするって本当に力使うんですよね。 僕はたまたま音楽という形ですが、働きながら〜をしたいけどできていない人たちのための指標になれば良いなと思って

      • 普段、誰と話している?

        普段、あなたは誰と話していますか? 友達、家族、仕事の人、趣味の人、そのほか街で出会う人。 でも一番話してるのって自分じゃないですか? なにか選択をする時、行動する時常に自分自身と喋っていますよね??僕だけじゃないですよね??その内なる声を僕はすごく信頼していて。 客観的に見てどうなん?とか新しいアイディアくれ、とか、このアイディアどう?とかよく問うてます。 「内なる声のでかさ」がクリエイティブな思考に直結すると考えています。 これは伝わるか分からないのですが、最近自

        • あの選択をしたから-2023年の自分と対比して-

          文章を書くこと、すごく好きなんです。 誰に見せたいがためでもなく、文章をひたすら綴っていた時期もありました。 おかげさまで忙しくしており、なかなか自分と向き合う機会がなくなってしまいました。最近、「おれ」はもしかしてなにかの機器に入れられ、撹拌されているのかと錯覚するくらい目が回り続けています。日々の回転と「僕」は呼びます。 さて、表題の文を書こうと思ったきっかけからお話ししましょう。 現職の会社で出会い、個人的に尊敬しているあきはらさんという方がおられます。彼女に今の会

          夏のはじまりを越えて

          みなさん、どんな感じで生きていますか。 お変わりだらけだったと思います。 さて、2023年7月15日、土曜日に 京都GROWLYのビル全体を使って SHIRUKA SHIRANUKA Fes.を開催いたしました。 百人弱の皆様に見守っていただき、一日を終えることができました。なんやかんやと忙しくこのタイミングでようやく締めることができます。 2018年にはじめたSHIRUKA SHIRANUKA Fesですが3回目を迎えることができました。 この世の中、本当に片手で無

          夏のはじまりを越えて

          長野へ作曲合宿に行くというお話。

          Photo By 丹澤由棋(instagram@yukitanzawa) 「今週の金曜から長野に合宿いってきますっ。」奇しくも3月18日が自身の誕生日のため、予定をよく聞かれたのだが、周りからしたら謎の言動を私は返答した。 そう、今日からバンドで長野にいくのである。 【なんしに行くん?】 ひたすら曲を作ったり、バンドメンバーと今後の話をしたり、酒を飲んだりしにいこうと思う。 2022年、Year After Year というバンドを組んだ。 結成話はまた次回に置い

          長野へ作曲合宿に行くというお話。

          それぞれのナンバーガール。

          あと9分ほどでナンバーガールの再解散公演が開始する。本当にさまざまな気持ちが錯綜して言葉にできない。 ただ一つだけわかることは、それぞれのナンバーガールがもう少しでおわったり、はじまったりする。 こんにちは、ごきげんよう僕の青春。 追記。 私っぽいな、と思ったのがこのライブ前の、差し迫る感情を残しておこうとnoteを書いたのに投稿ができていなかった。 気づいたら俺はなんとなく夏だったってなんやねん…と4回ほどツッコんで、とめどなく涙が溢れたライブであった。 数々の

          それぞれのナンバーガール。

          「備忘録」、というかいまからなにをしたい?

          「なにしてんねやろ.....」が脳内で リフレインされるフレーズになっている。 大好きだったバンドも、音楽ライターもできていない。たぶん要領の良い人や、本当にそれがしたいって人ならできているんだろうが意思が弱い僕にはできていない。というかもしかしたら客観的に見てもできないんじゃないかってちょっと正当化している自分もいる。 仕事に追われっぱなしだが大手企業で収入も環境面(諸説あり)も安定している。ただ如何せん業種がえらいこったなんです。 やりがいはある。謝る行為は当然だが

          「備忘録」、というかいまからなにをしたい?

          結局なにがしたいんやっけ。

          やっけ? 2020年は、激動だった。 2021年は、超激動だ。 ーー2020年ーー 外出自粛という、「家で良い子にしてなさい」命令。家での生活は緩やかに動いているのに、自身を取り巻く状況は、仕事を失い、今までの日々がすべて妄想だったのかと思うくらい、活動(音楽・ライター)ができなくなった。 病気の母は、余生の過ごし方を「旅と音楽に捧げる」と嬉しそうに言っていたのに例に漏れず、制限がある生活を強いられていた。「死ぬまでに旅行にいけそうにないね」と悲しそうに電話越しに話す

          結局なにがしたいんやっけ。

          言い得て妙って言葉、なんとなく黄色っぽい

          「言い得て妙」って言葉。なんとなく腹落ちしていなかったけど 最近喉の辺りから50mくらい下へ下へと落下している。 「揺らぎ」とか「広がり」とかとか「幅」とか。 「うめぇええ」って言葉って世の中に無限にあるけど、結局それが身近に感じられる瞬間って自分の周辺ででそれらが起こっているかなんだと気づいた。 「多様性」を認めようとか「公平性」が担保された世の中へ、とかは結局言葉の意味は分かるけど実践していくとなると当たり前だが、当事者にならないとただの言葉で終わってしまう。 最近

          言い得て妙って言葉、なんとなく黄色っぽい

          日々が滑っている。

          久しぶりに文を書く気になった。 というよりは単純に時間確保ができなかった。でも色々削れば書けるんだからぶっちゃけると僕の内面にある文章書きたい欲はほぼ無かったんだろう。かしこ。 話たがりなのでこれで終わるわけもなく。 学生の頃あれほど馬鹿にしてた会社員になって半年が経った。 神経痛で救急搬送されたり長年悩んでる蕁麻疹(例年は冬から春先にかけて)に今年は長期間悩まされてる。 すべての体調不良はやはりストレスらしい。 仕事は楽しい。雇用創出をし、地域活性化も担っている

          日々が滑っている。

          怠っていたことを再びやり直せるか

          今週から人生が劇的に変わる。 ポジティブっぽい字面だけど心境はポジティブとネガティブ共に平行線。 今週、僕ははじめて社会人となるのだ。社会人の定義が曖昧になっている世の中、具体的にいうと会社員として再スタートする。 2020年というキリがよい年。新年は新しいこと、楽しいことだらけなんだろうな〜なんて浮かれながら初詣に向かった。それくらい2019年の音楽活動にもライター活動にも満足感を覚えていた。他人事だと思っていた感染症がじわじわと日本を包んでいった。 営業規模縮小で自

          怠っていたことを再びやり直せるか

          「やれない」のは今なのだ。

          ひょんなことから7月から毎日毎日、普通ならば絶対に交わらなかったであろう人たち、そして今後も交わることがないであろう人たちと言葉のキャッチボールをしている。 交わらないと言いつつ、その人たちは自分の人生を少なからず握っていたりする。嘘はついていない。よく耳にする話とはかけ離れた状況である。人格を否定されたことは無い。僕が言葉に詰まっても、愛ある相槌と共に待っていてくれる。 しかしながら1回のキャッチボールでボコボコに殴られたような気分になる。9月は本当に精神が摩耗していた

          「やれない」のは今なのだ。

          ネガティブベースの生活

          数ヶ月間、ネガティブな感情を土台に生活している。ここまで長い期間をネガティブベースで生活したことがないのでほとほと困っている状態。 なぜこんなネガティブになるのか。原因は読んでいる皆さんの想像に難しくはないこともあるだろう。想像しにくい原因を挙げるとするのなら自身の「能力の欠如」であり、「能力を高く見積もっていた自分の脱皮期間中だから」だろう。 今まで自分の能力を過信してきた傾向がある。今まさに、それを「え?能力なんて無かったけど??」と何者かにとぼけられているように錯覚

          ネガティブベースの生活

          戻りゆく街と違和感。

          今日は所属するカルチャーマガジン、アンテナの事務所で作業をしようとバスに乗った。5月ごろ、バス内の乗客は4人ほどだったが、同じ時間帯に乗った今日は満員だった。(満員と言ってもソーシャルディスタンス確保のためか、2人がけの席は1人が占有している。特にアナウンスされているわけではない。) このことに触れるのは憚られるのだが、ソーシャルディスタンスを意識しすぎている故、他者の拒絶が顕著になっているように感じる。なぜ憚られるかというと2人がけの席に1人だけが座るという状態が正しいか

          戻りゆく街と違和感。

          セネカの3作目となるMV "カノン"によせて。

          大人になるってどういうことだろうか。自分はなんのために生きているのだろうか。これらは誰しもが抱える命題だろう。「2020年」はさらにそれを深く考えさせられる年になっているのではないだろうか。1人で考える時間、他者とどう生きていこうか意見を出し合う時間。その中で自己肯定感は目まぐるしく、またはゆっくりと浮き沈みする。 「大人になる儚さや切なさをメロディに乗せて」活動する「セネカ」は田邊 志祐(Gt / Vo)、南部 大樹(Ba / Cho)による、関西を中心に活動するスリーピ

          セネカの3作目となるMV "カノン"によせて。