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書けない|読書記録

読書記録と言っていいか悩ましいのですが、
今日は話題の本の話です。

『書いたら燃やせ』
海と月社 シャロン・ジョーンズ 著 白浦灯 訳 9784-90321-284-5

日本語版の発売は2024年3月。
全世界で350万部突破、大ブームだそうです。

小説やエッセイなどの読み物ではなく、
ここに書かれているのは、「わたし」への質問。
過去、現在、未来、いろいろなことを聞かれるので、
ただ正直に答えを書きこんでいく、というものです。
好きなことを好きなだけ書いていくと、
気づけば、自分のためだけの本ができあがる。

わたしが出会ったのは、お仕事で伺った書店さん。
お店の目立つところで仕掛け展開されていて、
その場で買っていくお客様もお見かけしました。

わたしも気になったのでその場で買って、
夜、寝る前にひとりで開きました。

崖の端からうっかり足を踏み出してしまわないよう、立ち止まって次の神聖な誓いを読んでほしい。
●わたしはここに含まれるすべての質問にいっさい条件をつけず、心の探求の痛みもいとわず、正直に答えます。
●わたしはランダムにページをめくる魔法の力を使って、いまの自分の状況にぴったりの質問を選びます。
●わたしは自分の心の廊下を歩いていき、鍵のかかったドアをすべて開けます。

従うことを誓うと書き込む欄もあります

びびる~~~。
思いながらも、誓いを書き込んで。
一度閉じて、えいって開いたページの答えを書こうとしました。

しかしこれがマジで書けない。
わたしが開いた最初の質問は、
「これまでの人生でいちばん突拍子もない行動は、」
えっ 何? なんだろう、えっ 何?
いろいろ思い出してみるけど、
そんなに突拍子もないことをした記憶がなかなか出てこない。
悩んでいるうちに、なんと寝ました。
寝る前にお布団の中でやろうとしたのが悪い。間違いないです。

次の日の夜に開いたページの質問はなんとか書けて、
それ以降、1日に見開きページずつ、書いています。
書けない質問も多いです。ほんとうに思い出せない、とか。
それでも、なかなか楽しくやっています。
思い出せない!書けない!って書いたりもしています。
わたしだけの本だから、書けない、もひとつの答えかな、と思って。

初日のページは、まだ開いていません。
2回目に開いたときには、書けるといいな、と思います。

自分に向き合う時間、ぜひお試しください。

どうしようかなあ

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