自分を見失わずに、信念を貫こう
自分のサービスにとって、どんな相手が理想的な顧客なのかをしっかりと決めている人は、意外と少ないかもしれません。
つい、幅広い世代や立場の人たちに向けて、自分の商品やサービスをアピールしたくなりますよね。SNSで発信したり、営業活動を行なったり、できるだけ多くの人に届けたいと思う気持ち、よくわかります。でも、実はこれ、うまくいかないことが多いんです。というのも、そうやって届いたメッセージは、受け取る人の心に深く届くことなく、ただ薄まってしまうから。受け手は、「これは自分のためのメッセージだ」と感じることができず、結局反応が薄くなってしまうんです。
これと同じことが、商品やサービスの開発や改善にも当てはまります。
お客様の声に耳を傾けることは大切ですが、すべての声に応えてしまうと、元々の「軸」がぶれてしまうことがあります。そうなってしまうと、本来のコアとなるお客様が離れてしまうかもしれません。
イソップ寓話にこんな物語があります。
いろんな人がそれぞれの立場から意見を言ってきます。善意で言ってくれる人もいれば、時には少し批判的な意見を持っている人もいるかもしれません。それでも、周りの声に惑わされて、軸がぶれてしまってはいけません。もし、あなたがすべての意見に応えてしまったら、最初の目的を見失ってしまうかもしれません。
もちろん、アドバイスや意見を受け入れることは大切ですが、最終的に大事なのは、自分が信じる道を歩むことです。信念を持って、ブレずにやり抜きましょう。その先に、必ずあなたの大切なお客様と出会える場所が待っています。
周りの声に流されず、自分の「軸」を大切にしてくださいね。
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