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ディレクター談義vol.9「めんどうな本質論をクライアントと共有するには?」

私(@netacho)と東京のWebディレクター名村さん(@yakumo)の2人で隔月実施している雑談イベント「ディレクター談義」。

第9回目のテーマは
「めんどうな本質論をクライアントと共有するには?」です。

LPを作りたい。
サイトリニューアルをしたい。
Web広告を打ちたい。
ECをサイトを作りたい。
など、制作の現場には日々さまざまなご相談が飛び交っているかと思います。

特に「やること」が概ね決まっている状況だと、目的と手段にズレを感じて思わず「コンセプトは‥」とそもそも論を言い出しても、だいたいは時既に遅しで「今さら?」「めんどくさ‥」となってしまいます。
(当然、そういった状態になるもっと前の段階から話に入り、目的やコンセプトといった根っこの話に関わっていくことが大事なわけですが。)
そんな面倒だけど、とても大事な本質論をどのように伝えれば良いのか?を考える回にしました。

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デザイナーになりたての頃は「コンセプト‥?」な状態

20代前半、ぴかぴかの若葉マークWebデザイナーで当時Flash全盛期だった頃の私にとって「デザイン」は極めて表層的なもので、極端な話「かっこいいものを作りたい」「良いものをつくりたい」ぐらいの解像度でした。
(そこまでスッカラカンではなかったと思いたいですが‥)

とはいえミーハー的に広告批評やデザイン雑誌も薄っすら読んでいた中、「この企画いいなぁ」と思えるものは、伝えたいメッセージとアウトプットにしっかりとした繋がりがあり、そこにコンセプトという輪郭を少なからず感じていたとは思います。が、自分が作るものに対して「なぜ?」と問われた時に答えられるだけの深堀りや言語化力はかなり乏しかったように思います。
完全にこのイラストの状態ですね。「わかるけどわからん。」

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「コンセプトの作り方」ではなく「コンセプトの伝え方」を考える

とはいえ、今はディレクターという立ち位置で企画書や提案書を作ってるからコンセプトの重要性がなんだとエラソーに言えるのかもしれませんが、そうじゃない人にとっては上の鳥状態になってしまいます。

なので、お話としては「どうやって良いコンセプトを作るか?」ではなく、その次の「このコンセプトをどうやったらクライアントに伝えられるか?」を考えようと、5つの問いでステップを踏みながら話を進めました。
※音声配信では書いてる以上のあれやこれやをお話してるので、ぜひセットでご視聴ください。

質問その1:コンセプトって必要ですか?

質問1

質問その2:なぜコンセプトが必要なんですか?

質問2

質問その3:なぜコンセプトは「面倒」と思われがち?

質問3

質問その4:コンセプトが無かったらどうなりますか?

質問4

質問その5:で、どうやって伝えますか?

質問5

さいごに

とはいえやっぱ伝え方より手前の「コンセプトってどうやってつくってますか?」という話も考えなあかんやろ。と思いつつなので、そのあたりはまた今後出てくるかもしれませんです。

次回開催は9月のどこかです。お楽しみに!

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Yuichiro Choda@eyemovic Inc.
最近はTwitter中心に動いています。主にWeb制作や日々触れる情報などから気付きをつぶやいているので、ご興味ありましたらぜひフォローください。