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【夜宵★日記132】華流ドラマ『陳情令』

2024/2/18

ここのところ観ているのが、中国ファンタジー時代劇ドラマ「陳情令」。

五大世家(藍氏、江氏、聶氏、温氏、金氏)が世の秩序を治める中、快活で何ものにも縛られない自由奔放な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が無口で戒律を重んじ己にも厳しい藍忘機(ラン・ワンジー)に出会う。そんな対照的な二人は、偶然にも藍氏の禁地へ足を踏み入れ、藍氏が代々守ってきた秘密を知る。正義のため力を尽くすことを誓った二人は、共に事件を解決していくうちに、徐々に絆を強めていくが、魏無羨は罪を被せられ、断崖から身を投げそのまま消息を断ってしまうのだった。
その16年後、呪術によって再び蘇る魏無羨は藍忘機と再会した。二人は新たな事件の真相にたどりつくと、それが16年前の忌まわしい過去につながることに気づく…。

公式HPより

耽美な世界観、ファンタジーストーリーのおもしろさ、BLの要素あり。

主役の二人が美しいのなんのって。

公式HPより

藍忘機ラン・ワンジー(画像右側)が伏し目になったときの端整さ、色香がいい。

まるで観音様のようだ。

所作にはまったく無駄な動きがない。

どうしたらあんな動きができるんだろう。

若い俳優さんなのにすごいなぁ、と思ってしまう。

魏無羨ウェイ・ウーシエン(画像左側)は、美形だけれども笑うと無邪気でかわいい。

師姉に甘える姿がよく似合っている。

この二人が見つめ合うシーンは耽美の極みで、ごくりと生唾を飲み込みながら何度も観てしまった。

中国時代劇は、『王女未央』など以前も観たことがあるが、特徴的である。

ワイヤーアクションの多用、装飾的で流麗な画面構成、耽美的な世界観。

ここまで書いておいて上げて落とすようだが、あと個人的に言いたいのは、ヅラの不自然さだ。

生え際やモミアゲのあたりなどもっとナチュラルにならないものだろうか。

メイクはとても美しく、「中華メイク」として小田切ヒロさんも採り上げているくらいなのに、ヅラだけはなぜこのクオリティなのだろう。

日本の時代劇のヅラは違和感ないから、技術的に可能だと思うんだけど。

壮大なストーリーや美男美女がもったいない。

とはいえ、そんなことはこのドラマのおもしろさを削ぐものではない。

主人公二人の関係性に固唾を飲みながら、毎日のように視聴し続ける夜宵★である。

全50話(長っ)、いったいどんな展開に。


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