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おしえて!物書きとして生きていくにはどうするの!?
いつか小説家になりたい!文章を書いて生きていくにはどうすればいいのでしょうか?
出版物の売り上げは、1996年をピークに、今は1996年の約半分にまで落ちこんでいるよ!
は、半分ですか!
一冊一冊の本が売れないから、執筆だけを仕事として生きていけている人は、本当にわずかだね!
じゃあ、何か副業をしながら、コツコツ小説家を目指します!そして芥川賞や直木賞を受賞して、いつの日か、大金持ちに…!
芥川賞や直木賞の受賞者には、大ヒットを連発して数億円の収入を得る作家もいる一方で、受賞者の執筆活動のみの収入の平均は、なんと200万円未満だとも言われているよ!
200万円未満…!?それで、どうやって生活していけばいいんですか?
そうだね、いくつか方法はあるね!
ぜひ教えてください!
自由な時間が持てて、ある程度の収入を得られる仕事に、まずつく必要があるね!
どんな業界も多忙ですし、時間に自由がきく仕事は非正規雇用が多くて、生活が大変ですよね。どんな仕事につけば、執筆との両立ができるのでしょうか。
そうだね、一番いいのは、大学教授だよ!しかも、雑務にあまり追われない、この少子化の時代にも受験者をコンスタントにしっかり集めていて、でもマスプロ教育が主流で、授業の準備がそれほど大変でない、それなりの大規模な私大の、正規雇用の教授が一番おすすめだね!
…それなりの大規模な私大の正規雇用の大学教授!?
以上です。
数年前に阿佐ヶ谷の素敵な古本屋、コンコ堂にて購入した柳美里の「貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記」を読んで、作家として執筆活動のみで食べていけている人はどのくらいいるのか、という問題を思い出して書いてみました。
参考記事:日本の出版販売額 出版科学研究所オンラインより
又吉も危ない? 芥川賞獲っても食えない! 電話は止められ、息子の貯金箱から硬貨を拝借...厳しすぎる作家の金銭事情
https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_1467/
年収1億円から困窮生活へーー芥川賞作家・柳美里が告白「なぜ、私はここまで貧乏なのか」
https://biz-journal.jp/2015/05/post_10102.html
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