調理はフィジカル【6/30】

完熟梅が2キロと青梅が1キロ。

届いていたのであわてて梅仕事を一気にした。

その結果、軽い筋肉痛がちらほら。料理はフィジカルな要素が多い行為だなぁとあらためて思う。

梅仕事をするようになって数年経つのだが、今年は特に「梅を割って種をとる」作業が多めだったため、そこそこ力仕事になった。

特に青梅はなかなか身をひらこうとしないので（そこが青梅のかわいいところなんだけど）力いっぱい開いた。

その作業をしながらネトフリの「離婚しようよ」を観ていたらいつのまにか結末まで見終わっていてびっくりした。

（登場人物がいきいきしているドラマはすてき。私は赤シャツが好きだ）

それにしても完熟梅の香りはすごかった。ダンボールを開けた瞬間からさっそく柔らかな主張をこちらに向かって放ってきて、おおー！ってなった。

いちばんベランダに近い部屋に置いておいたら、ひとつ別の部屋を挟んだ先にあるキッチンにまで届いてきて、おかげさまで、今年もしっかりうっとりすることができた。

いつまででもかいでいたいけど、早く加工しないと朽ちてしまうので、香りを楽しむ瞬間は毎年、ほんの一瞬しかなくてとても儚い。

この儚さがなおさら、来年の意欲をかきたててくるのかもしれない。

夜、とてもよく眠れた。

頭だけ動かしている日とそうでない日では、あきらかに眠りの深さが異なる気がしている。