買った途端下がる人は、最小単位から買えばいい
株式投資をしていて、買った途端に下がるというのはよくあることだ。そのために、1回で資金を入れないで分割すればいいと言われる。私はそれでも損を最小にしたいので、最小単から買うようにしている。
買った途端に上がる可能性
誰もが上昇前に全余力で仕込むことを望んでいる。しかしその確率はどれほどだろうか。私は投資歴20年だが、買った途端に上がったことは1度もない。だいたい下がる。本当に不思議なもので下がるのだ。これは皆さん納得してくれると思う。株は買うと下がる。これが基本の動きだ。悲観することはない。当然の結果と思って、気にしないことだ。
1株なら損も大したことがない
買うと下がる。しかし買わないと資産も増えないのでどうするか。1株だけ買えばいい。日本株は100株だ。米国株の場合、1株から買える。例えばAppleの場合、148ドルだ。日本円で2万円ぐらい。5%下がったとしても、1,000円のマイナスですむ。10株買ったら、1万円、100株買ったら10万円の損だ。1株ではあがったときに儲からないと思われるだろうが、その上がったときがわからないから損をしているのではないだろうか。上がるタイミングがわかるなら、とっくにFIREしているはずだ。なので、試しに1株だけ買ってみる。
買った後の値動き
冒頭にも書いたが、損をすることが多いので、まず損をする。そしてホッとすることだろう。あぁたくさん買わなくてよかったと。上がった人はおめでとうございます。好きなときに売ればいい。これを5回とか10回とか繰り返すと、驚くほど当てが外れることがわかると思う。どんなに研究しても、ニュースをチェックしても結果は非情なものだ。
さらに様子を見てみる
1株だけ買って、思ったより下がらない。もしくは、少ししか上がらない。そうしたら、追加でもう1株買ってみる。これを繰り返していくと、株数が結構溜まってくる。でも損はしていないはずだ。様子を見ながら買っているので、無茶な買いはしていないはずだ。こうしてポジションをどんどん積み上げて増やしていくと、株数も増えて、株価も上昇して利益が自然と伸びてくる。そうしたら、納得するところで降りていい。あまり欲張らないことだ。
今は仕込み中
私はいまこんな感じで、仕込んでいる途中だ。数株なので、別にどう動こうが大して痛くない。上がるなら自分の感覚が当たっていたということなので、静かに株数を増やしていくだけだ。幸い、米国株の人気のETFはSBIでは買付手数料無料なので、気兼ねなく細かく買うことができる。唯一これで損をするパターンは、コツコツドカンだ。コツコツと利益を積み上げて言ったのに、売る前にドカンと下ることだ。往々にして、これが結構ある。あとはあまりに細かいので、余力が余るというところだ。全部投資する前に、チャート的に天井が来てしまう。しかし、相場で生き残るのは損をして退場しないことだ。1円でも黒字と、塩漬けでは全く結果が違う。生き残り(キャッシュがあれ)さえすれば、チャンスはまたやってくる。
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