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ネットの投資情報に振り回されない方法

ネットには日々いろいろな投資情報が錯綜している。口先だけか本当にそう思っているのか判別する方法。


発信者はそのとおりにポジションを取っているか確認する

ネットには自称経済評論家とか経済ジャーナリストとか、いろいろな人が情報を発信している。新NISAはキケンだとか、今は割高だとか、AIはバブルだとか、毎月◯円積み立てれば、いくらになるとか、そういう未来の予測らしき情報もある。

ではその主張どおりにポジションを取っているかということで、信頼度がわかる。そもそも発信者がポジションを公開していない時点で、見る価値がない。口ではいくらでも言えるからだ。そういう意味でも私は他人の情報をあまり見ない。

投資は余裕資金でという主張なのに余裕資金でなかったり、割高というなら空売りしているはずだし、バブルだというのでも空売りしているはずだし、積み立てシミュレーションを主張するならその通りにやっていなければならない。

マネーセミナーに参加するときに真っ先に確認することは、講師が取っているポジションだ。肩書や資格ではない。新NISAをすすめておきながら、当人はやってないなんて笑えない話だ。

ポジションを取ることの難しさ

ARKのキャシーウッドですら、AIブームを予見していながら、エヌビディアの株を持っていない。思うことと実行できることは、まったく別ということだ。キャシーウッドでこれなのだから、日本のネット記事に自称なんとかは、記事がバズればいいだけの主張だと思っている。

いろいろな考えはいくらでも言える。だが行動が全てだ。投資における行動はポジションを取るということだ。ポジションを取っていない人の主張はまったく価値がない。上がるにしても下がるにしてもなんらかの行動は取れるはずだからだ。

ほとんどの情報はノイズ

私もネタ集めのために、ネット記事を見るが、まともに見ていない。「ふーん」という程度だ。金をもらってライターが書いた記事なのでまったく響かない。それよりも5ちゃんねるに書かれた情報のほうがよっぽど役に立つと思っている。(流れるのが早くてあまりみてないが)

こういう記事をみて「じゃあ借金してでも空売りすれば?」という気持ちになる。コメントランキングも上位になっているので、記事としては成功なのだろう。

なぜこんなことになっているかというと、投資において絶対はないからだ。誰も正解がわからないから好きなように書ける。その情報見て、投資方針を決めるのは無責任だろう。

私も色々noteで書いてはいるが、資産のほとんどをドルで保有し、S&P500への積立投資とエヌビディアに投資している。あとは純金積立。これがすべての答えだ。あとその投資資金は、給料を貯金して築いたものなので節約も真実だ。

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