資産が勝手に増えていく感覚–アッパーマス層の定着から準富裕層へ
今年、円安とエヌビディア株の上昇に助けられ、資産は再びアッパーマス層に戻った。その定着から次なるステージへ着実に歩みを進めている。
アッパーマス層の扉を開けた瞬間
今年、私はアッパーマス層の仲間入りを果たした。為替の影響で一度はその地位を失いかけたが、円安とエヌビディア株の急上昇が追い風となり、再びその位置に戻ってきた。振り返れば、この上下動は資産形成の一部であり、それによる一時的な動揺は今では少しも感じない。
アッパーマス層が「日常」になった今
アッパーマス層に定着してからは、その状態が「日常」となり、何も特別な感情はない。毎日の生活で資産増減に振り回されることもなく、むしろ資産が自動的に積み上がっていくことを体感している。この状況が続くうちに、資産状況への関心はさらに薄れていった。確かに、この感覚はある一定以上の資産を持つことで初めて実感できるものなのかもしれない。
放置するだけで資産は増えるのか?
実際のところ、私はこの間、特別な投資アクションはとっていない。市場の動きに逆らわず、ただ「放置」していただけである。家計簿を毎月公開しているが、節約や倹約をしているわけでもない。にもかかわらず、資産は確実に増加している。投資の基本である「ほったらかし」戦略が、この数年で大きな成果をもたらしてくれたのだ。
株価を眺めても心が動じなくなった理由
資産が順調に増加するにつれ、毎日の株価チェックが「楽しみ」から「日常の流れ」へと変わった。株価を見ても、そこに一喜一憂することはない。むしろ、資産がある程度の額になると、市場の動きが多少荒れたところで影響を感じない自分に気づいた。資産が「勝手に増える」感覚は、ある一定の資産額を越えると味わえるものだろう。
次なるステージへ向けた歩み
現在の資産状況に満足しつつも、準富裕層という次なるステージが見えてきている。この成長はすべて「ほったらかし」によるもので、私が日常生活を変えたわけではない。投資を始めた当初は数十万、数百万で一喜一憂していたが、今ではさらなる成長が見込まれる。次のステージへ向けた歩みもまた、自動的に進んでいく感覚だ。
資産が自動的に増える感覚を得るためには
この感覚を得るためには、ある程度の資産額が必要だ。具体的には1000万円以上の資産を持つことで、資産が自然と増えていく体感が得られると感じる。いくら資産が増えたかで毎日喜んでいるのは、まだその感覚に達していない人だろう。資産額が一定の水準を超えると、資産増加が「日常」になり、そこには特別な感情はなくなる。
資産形成に必要な「長期視点」
私が今思うのは、「10年後にはもっと資産が増えているだろうな」という漠然とした未来予想だけだ。これは、「資産を長期に渡って放置する」ことで、資産が自動的に成長する感覚を得られることを示している。資産形成においては、日々の細かな増減にこだわるのではなく、長期的な視点が大切だと改めて感じる。
結論
アッパーマス層の定着は、一定の資産額に達したからこそ感じられるもので、そこに到達するまでは地道な積み重ねが必要である。そして一度定着すると、その後の資産増加は「ほったらかし」で十分に得られる。資産が自動的に増える感覚を得るためには、まず1000万円の資産を築くことを目標にするのがよいだろう。