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就職氷河期世代の記事に思うところ

また就職氷河期世代だ。受けが良いのだろうか。私も就職氷河期世代なので、自然と見てしまう。嘆いている就職氷河期世代は、多分、今の時代に生まれても嘆いているだろう。就職氷河期世代として思っていることを書きたい。

就職氷河期世代の記事の狙い

最近特に多いと感じる。悲惨なおじさん狙い撃ち記事。これは「ガス抜き」ではないのか?どの世代も、物価上昇と増税で不満が溜まっている。就職氷河期世代の非正規を記事にすれば、「まだ私のほうがマシ」と思えるからそれを狙っているのではないだろうか。政府「メディアよ、国民を静めよ」メディア「アイアイサー!」こういうことではないのか。

政府は明確な敵

はるか昔から、お上は庶民の味方ではない。ぶっちゃけると民主主義で誰が上になっても同じだ。なぜならあなたと同じ人間だからだ。もしあなたが税金を自由に動かせるとしてどう使うのか考えるといい。だれもあなたのことなど考えない。つまり敵だ。こう考えればすべて辻褄が合う。となると、自分がやるべき行動が見えてくる。

具体的に何をするか

政府のメッセージの逆をやればいい。非正規でも月収26万円あれば上等だ。消費しないでひたすら貯蓄しよう。貯蓄から投資へと政府が掲げているのだから、投資しないで貯蓄だ。つみたてNISAもiDeCoも不要だ。年金はもちろん、繰り上げ受給だ。税金が欲しいのだから、税金は払わない。酒税・たばこ税はもちろん、消費税も極力払わないことだ。そして選挙に行こう。何より若者が選挙に行くことを恐れているからだ。

勝ちを狙うなら特攻隊なみの覚悟が必要

それでも勝ちを狙うなら、もう「普通」では勝ち目がない。玉砕覚悟が必要だ。そもそも、学歴・職歴・家柄・コネ・ルックス、すべてが普通以下のはずだ。なのに普通の人生が送れるわけがない。インフルエンサー?人から好かれたい?そりゃ無理だ。学生の数十人のクラスの中でさえ1番になれなかったのだから、世界を相手に何万人にフォローされるわけがない。最低の家賃・食事、Wワーク、休日は寝るだけ、娯楽はスマホで無料娯楽、残った金は全額つみたてNISA。果たしてつみたてNISAは儲かるのか?そんなことは誰にもわからない。わからないが、他に方法がない。ダラダラ何もせず死ぬのか、つみたてNISAに賭けるのかの二つに一つ。今までの生活を送り続けるのなら、期待した人生と違ったと気づくのは死ぬ直前、ベッドから天井を見上げたときだ。

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