全世界株式型のインデックス(オルカン)投資しない理由
全世界株式型のインデックス(オルカン)のみでNISAはいいという人が多いように思う。私がオルカンに投資しない理由。
オルカンに投資しない理由
私は今のところ、全世界株式型のインデックス投資をしないつもりだ。その理由を書きたいと思う。私が全世界株式型のインデックス投資をしない理由は、ハズレに投資したくないからだ。分散という言葉に惑わされて、上がらない銘柄や国に投資する必要はないと考えているのだ。
S&P500を例にあげると
分散という意味で、S&P500を例にあげてみよう。S&P500とは、米国株式市場の約500銘柄を対象とした指数である。S&P500は上昇し続けている指数であり、つみたてNISAでも人気の商品となっている。しかし、S&P500からGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)を除いた、S&P455は平凡な成績である。つまりS&P500の上昇は、GAFAMが牽引していると言えるだろう。
そこで私は考えた。GAFAMだけに投資すればいいんじゃないか?分散とは上がらない銘柄に投資をすることなのだろうか?なんとなく分散がいいと言われているので、分散させているだけではないだろうか?仮にGAFAMが下がったときに、分散されていれば下がらないかもしれないが、結局GAFAMが下がればS&P500指数は下がるのだ。GAFAMの構成比率が大きいからだ。S&P500のGAFAMを除いた、455銘柄の中でも上がらない銘柄はかなりあるはずだ。
これを全世界まで視野を広げてみると、箸にも棒にもかからない国があるはずだ。私はなんでそんな国に投資しないといけないのかと思うのだ。分散の目的がアメリカがダメになったときというのかもしれないが、少なくとも新興国が台頭するとは考えにくい。万が一、新興国が覇権を取るならば、そのときは新興国のファンドを買い直せばいい。なんらかの兆候は事前に察知できるはずだ。
私の投資先
なので、私は理想は個別株だ。分散するにしても少なくとも、せめてセクターぐらいには絞りたい。例えば、QQQなどだ。戦争やパンデミックのリスクという意味ならば、債権やゴールドを組み入れるべきだ。全世界株式型のインデックス(オルカン)のみが一番意味がわからない投資と思っている。
私はつみたてNISAでは、S&P500に投資している。新NISAでもS&P500に投資をするつもりだ。成長投資枠が1200万円までなので、非課税枠600万円はつみたて投資で使う必要がある。600万円なので、S&P500でもオルカンでもとちらでもいいのだが、リスクを取ってS&P500を選択している。
私がオルカンに投資しない理由は、以上のような理由だ。しかしリスク許容度によって何に投資するかは人それぞれだ。私はおそらく投資しないでも、老後資金は用意できる状態にある。なので、多少失敗しても軌道修正ができるのだ。そのような理由で、リスクを取った投資スタイルとなっている。
ただ、もし私が老後資金を新NISAで用意しようということであっても、やっぱりオルカンのみの投資しないだろう。
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