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衣替えを綴る

ようやく秋らしくなり、衣替えの季節になりました。季節が変わるたびに新しい服が欲しくなっていた私ですが、ここ数年はそんな気持ちが起こりません
久々に服が欲しくなったのは、今年の夏。
長期旅行を計画していたので、シワになりにくくすぐに乾く、実用的な服が必要でした。そのため、春先から夏にかけて、夏用の服を一通り揃え、結構な額を費やしました。
久々の服選びは楽しく、旅行の楽しみも相まってワクワク感がありました。

しかし旅行が終わった今は、そんな高揚感も消え去り、新しい服が欲しいという感情が全く湧いてきません。出かけるのに必要な服は揃っているので、特に新たなアイテムが必要ないというのが大きな理由です。
これって良いこと?それとも悪いことなのでしょうか?

シンプルに考えると、無駄な出費もないし、持ってるもので事足りるならそれでいいじゃん。つまり、良いことと言えます。でも、季節とか世間とか時代とか、そういうものに関心が湧かないのって、勿体無いような気もします。
とはいえ、あれが欲しいこれが欲しいという物欲に支配されていないということは、心が落ち着いているということなのかもしれません。

更に、衣替えは、心の整理の時間でもあると感じます。何を着るか、どんなスタイルでいるかを考えることが、今の自分を大切にするための手段のように思うからです。新しい服を探してみるのもいいけれど、あるもので楽しむことも、同じくらい大切なことだと思います。

秋冬は買い足さなくても十分いけそう

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