小さな親切大きなお世話の話
おはようございます。マキタネルです。
平日の歯医者を知っていると、土曜日に訪れるのを憚られますね。わたわた。
さて、本日は昨日からさりげなく、それでいて身体の中をぐるぐる回っている言葉について記します。
「小さな親切大きなお世話」
昨日、Kさんと一緒にゴミを捨てました。
段ボールが山積みだったので、ひとつにまとめておいたんです。
「これはこのまま捨てて良いの?」
とKさんに訊かれたので、
「ここは良いらしいです。それにその方が回収の方も集めやすいかも。」
と答えました。本当にそれが正義だと思っていたから。
そしたらKさんがこう仰いました。
「ふ〜ん、小さな親切大きなお世話ってやつだね。」
頭を殴られたような衝撃ではなかったけど。
あれからずっと、じわじわぐるぐると私の頭の中に生きている言葉。
こんなにも自分の正義を自分が信じているとは思わなかったなあ、と自分の怠惰を恥じました。
相手の立場に立って考える、というのは、時に自分の正義を振り翳すという行為にもなりかねませんね。
またひとつ、勉強になりました。
Kさんに全く悪意はありません。とっても素敵な人。私もそんなさりげない一言で気づきを与えられる人になりたいなあと思います。
次回、何にもしない日を作るという話。
悴む手を動かすことはそんなに嫌いじゃなかったりします。どうかご自愛ください。
ネル