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【動画解説】周波数分離入門編
聞いたことがあるかもしれませんが、Photoshopのレタッチテクニックとして周波数分離というものがあります。詳しくは下の動画にて解説しておりますが、その名の通り「高周波」と「低周波」に分離させてレタッチしていく方法です。
周波数って音じゃないの?と思った方もいると思いますが、ローパスフィルターという言葉は聞いたことあるように、色における周波数は
と、いうことになります。まぁ小難しいことはとも
デジタルプリントはだね、見えないところに投資するのだよ
前々回の記事「紙沼健一郎と我が人生」でプリントの話に触れましたが、では結局のところ本格的にプリントを始めようと思ったら何を揃えればいいのでしょう。最初から全部揃えるとなると大変ですが、私のプリント環境を元に紹介していこうと思います。
※プリンタやペーパー類は上記該当記事参照
日本写真史PART.3 1960年代より 写真集を作る思考法 vol.7
日本の写真史第三回目、おそらくこれで最終回。もちろんここで言及している以外にも色々な写真家や作品があるので色々調べてみると思わぬ発見があると思います。
前回は戦後、木村伊兵衛と土門拳が写真界を牽引しだした頃まででした。さて戦後、日本の写真界はどのような道をたどることになるのでしょうか。
紙沼健一郎と我が人生
写真をやっているとよく耳にするのが「沼」というワード。レンズ沼、ライカ沼はまだまだ二眼レフの沼や試作期の沼なんかにハマったら破産寸前です。しかしそこらはインプットに関する沼、写真におけるアウトプット、つまりプリントアウトにおける沼とはずばり印刷用紙(プリントペーパー)です。
ここ2回、日本の写真史に関するお堅い話だったので、今回は趣を変えて紙についてのお話しです。
■プリンタはA2機がゼッタイ
日本写真史PART.2 戦後 写真集を作る思考法 vol.6
前回の日本写真史では1850年あたりに写真が伝来し、戦前の主な新興写真の勃興までを語った。光画時代の後はご存知のように太平洋戦争に突入していくわけだが、1940年あたりまで写真界隈の動きは結構活発だったのであります。
■アサヒグラフの登場
日本初のグラフ誌は創刊1923年と歴史が古く、前半で語った雑誌「光画」などに影響を与えたことは想像に難くない。国際化を目指す日本としてはニューヨークを拠点と
ZOOM勉強会備忘録 8月6日
フォトウォークの講評と写真史の記事の補足をやりました。
簡単な記録ですが、参加されていない方など参考に。
講評
Mr.ライカ ヒロトさん
・左下のライト?、結構主張が強いので処理することで中央に目が行く
・連続する街灯の面白さを強調させるようパース調整
例として
ゆーいさん
・単純な疑問としてなぜこのアスペクト比なのか。遠景の街を残す感じかな
・右が間延びした余白になっているのでもう少
トリミングは自分の思想を開示する行為 #翔ルーム添削結果 004
今回も翔ルームワークショップの添削・講評をやっていきましょう!投稿していない方も自分に取り入れられる要素があるかもしれないので是非最後まで読んでみてください。
投稿作品
編集の敷居が低くなったデジタルフォト
デジタル時代になって編集できる環境を作るのは銀塩時代よりも簡単になったと思う。誰でも必要なものを揃えればラボと同じ環境で編集することが可能だ。銀塩時代も同じことが言えたが、最低限暗室を作
自分の写真機材を知ること・ソフトもハードも #翔ルーム添削結果 004
何事もまず己れを知ること。写真は結局のところその人の感性です。上手くなるためには、どうしたら良いのか?今回はそんな点を考えながら添削していきましょう。
■ 写真上達の秘訣
さて皆さん、自分の機材をどこまで理解していますか?例えばISO感度、最近のカメラであれば設定としては相当な値まで上げられますが自分の作品としての限界値は別なはずです。
自分の場合ミラーレスでよく使うSONYのα7R3はIS
景色をグラフィカルに撮るポイント伝授します #翔ルーム添削結果 003
グラフィカルな写真とは
風景をグラフィカルに切り撮ったり、ミニマルに収めることはここ最近のSNSを見ていてもひとつのブームなのかと思います。ミニマリズム自体は1960年代なかばアメリカから広まった流れで、写真だけでなく建築・生活・哲学など多くの分野に展開されたものです。日本においては草間彌生さんなど有名ですね。
最小限に情報を削ぎ落とし、視覚的に美しいのと同時にそのもの自体の本質に迫る意味合い