自己肯定感より自己効力感
「自己肯定感」という言葉はとっても流行っているから、よくご存知かと思います。では、「自己効力感」はどうでしょうか。
自己肯定感とは、理由はともかく、「自分がここに存在してもいい」というような感覚です。これを高めることが、子育てでは良いとされています。「ぼくなんかダメだ」とか「自信がない」「失敗を嫌う」という子を「うちの子、自己肯定感が低くて・・・」なんて悩むことがあります。
それで、「自己肯定感を高めなくては!!」と必死になり、なんでもかんでも受け入れたり、子どもにブンブン振り回されたり、そして、どこで叱ったらいいのか分からなくなる。自分が機嫌で怒ってしまったことを異常に気にしてしまう・・・。
「自己肯定感」自体が、「高いってどういう状態なのか」「どうすれば高くなるのか」得体が知れないので、「高めねば!」という目標もよく分からないものになってしまっているんですね。
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