子どもの意志と決定権
わたしは「子どもの意志」をとても大切に子育てや教室をやってきました。
最初に「意志」を意識したのは、この本を読んでからです。
それまで、子育て関連のどんな書籍を読んでも「おままごと」みたいに感じてしまって、「人間の育成」とは程遠いと感じていました。それが、この本を読んで、ようやく「やはり、わたしが育てているのは人間だ」という当たり前のことに確信を持つことができたのです。
0歳であっても3歳であっても、「何かを考えている」「どうにかしようとしている」、大人にとっては困る行動であっても、そこに意味があると思って育てました。一方で、子どもは未熟ですから、何でもかんでも通せばいいということではなくて、やはりそこには「指導」が必要な場合もあります。
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