子育ての価値観を学ぶ
「こんな風に育てたい」と考えながら子育てを行うとき、自分自身の価値観が支えとなります。
価値観は、元々持って生まれたもの、親の影響、育った環境や出会う人々によって変化します。
自然に形成された価値観に従って生きていて、特に問題はなかったはずなのに、子どもを産んで育ててみて、初めて違和感に気づくことがあります。
親からされて当たり前だと思っていたことを子どもにしてみて、幼い頃に傷ついていた気持ちが掘り起こされ、「この価値観で育てたくない」と思ったり、周りのお母さんが全然気にしていないようなことにいちいち引っかかり、「自分はおかしいのではないか」と不安になったり。
わたしの発行するメルマガやブログの文章を読んで、「そうだ、もしこんな風に育てられていたら、こんなに苦しまなかったのに」と、育ってきた価値観に疑問を持つケースが、実は少なくありません。
それで「こんな子育てをわたしもしてみたい」と思われ、熱心にLINEを読まれたり、講演会にお越しくださったり、マガジンにご登録されたり、さまざまな努力をする中で、実際に子育てが変わって悩みが消えていく方もいれば、何度同じことを聞いてもなかなか結果に表れない方もいらっしゃいます。
その違いはどこなのでしょうか。
ここから先は
2,618字
思春期・自立・教育方針
11,000円
中学生以降の子育てや、それに向けて考えておくべき教育方針などの記事が含まれており、今後も増えます。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?