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今年こそ 止める止めない 年賀状
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今年は年賀状を何枚刷ろうか、来年は巳年だけど、どんな絵にしようか。枚数と絵は、毎年悩むが、今年は更に悩みが深い。
11月に入ると、喪中を知らせるはがきが届く。その数によって、年賀状を刷る枚数が変わる。
友人の多くがアラ・エイトとなり、年賀状仕舞いをする人が増えた。今年届いた年賀状から、「今年をもって、やめます」とあるものを、より出さなければならない。
年齢に関係なく増えてきたのが、新年の挨拶をSNSで済ませる人だ。向こうがSNSならこちらが年賀状を出すことはない。これも、チェックしなければならない。
更に、今年は郵便料金が大幅に値上がりした。1枚85円では、「出しておこうか」が「止めとくか」になる。年賀状の束を、出す人、出さない人に分ける仕事が増えた。
高齢化、SNS、値上がりで、年賀状は一気に減ってしまうのではないか。因みに、年賀状の発行枚数は、2004年の44億枚をピークに減り続け、昨年は14億枚である。
年賀状は、今や風前の灯しび。ましてや、版画の年賀状なぞ、昭和の遺物。それでも50年続けてきたものを止めるのは忍びない。来年は巳年、蛇の絵は難しい。図柄決めが、12年毎にやってくる悩みだ。
悩みは尽きぬが、そろそろ始めなきゃ。
(2024.11.23)