老若の ギャップに気づく 衆院選
「国民 比例代表で名簿不足3議席他党へ」
27日に行われた衆院選、翌日のNHKニュース・防災アプリ、トップニュースの見出し。エッ、どういうこと。
比例代表名簿に搭載されていた候補者が、小選挙区で当選して名簿から削除されたために、北関東ブロックで1議席、東海ブロックで2議席、本来なら得られた議席を他党に譲った形になったようだ。因みに、棚から落ちてきたぼた餅を食ったのは、公明、自民、立民で各1人。
国民民主党の獲得議員数は31のはずだったのに、獲得投票数の読み違いによって、28になってしまった訳だ。有権者の意思が正しく反映されていないとも言え、読み違いで済まされない、失態と言うべきだろう。
「比例投票先 20代と30代は国民民主党がトップ」
こちらは、日テレNEWS NNNの見出し。また、また、エッ。
日本テレビの出口調査によると、20代の政党別の投票先は、国民民主党が26%、2位の自民党が19%である。30代では、国民22%、自民20%。出口調査なので、最終的にどうなるかはわからないが、国民民主党が若い人から支持を集めているようである。
国民民主党は今回の選挙で、若者に受けるような政策を掲げていたのかな。ユーチューブに上がっていた、玉木代表の街頭演説動画を観た。
横浜駅前に集まった300〜400人の聴衆、20代、30代と思しき若い人の比率が高い。103万円の所得制限を178万円に引き上げ、ガソリン税の低減等の経済、特に手取り所得が増える訴えが主で、裏金、旧統一教会の話はほとんどなし。野球の栗山WBC監督に似た口調で言葉は明瞭、熱量も相当に高い。
なるほど、若者ウケするな。
日テレの同じ調査、70歳過ぎの老人の投票先のトップは、自民党で30%、国民民主党は5%で6位。俺だけでなく、老人の国民民主党への注目度は低い。
この世代間ギャップをどう捉えれば良いのだろう。
(2024.10.31)
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