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ファン目線で聞くインタビュー

今回参考にしたのは「カルチャークルーズ」というインタビューやライブレポートを掲載されているサイトです。

参考にした記事はこちら▽

「なぜ?」を使わない

まず冒頭の質問で
「タイトルは最初の段階で決まっていたのか、アルバム全体を見て決まったのか、どちらだったのでしょう?」

と質問しています。
ここで聞きたいのはタイトルはどのようにして決まったのかということですよね?

じゃあ手っ取り早く聞ける質問って
「なぜこのタイトルにしたのですか?」
になると思うのです。

でもこのインタビューでは2択で答える質問。しかもなぜ?とかどうして?とかニュアンスでは聞いていません。
この質問で得られる答えは以下の2つです。
・どの段階でタイトルが決まったのか
・なぜこのタイトルにしたのか

ではここで、自分がNOAさんのファンだと思って考えてみてください。なぜこのタイトルにしたかということって、インタビューが出る以前に調べ終えてますよね?でも、どの段階でタイトルが決まったかって知らない可能性が高いですよね。
じゃあ、ファンである自分がNOAさんにインタビューするなら「なぜこのタイトルにしたのですか?」とは聞かないと思います。

だからカルチャークルーズさんはすごいのです!
まるでファンであるかのような質問が冒頭で来るのだから。
これがファン目線の究極と言えるのではないかと思ってしまいました。

過去の作品の話が出てくる『もはやファン』

『幻の曲をやっと収録できたアルバム』のトピックの最初の方で

「「Fireworks」は、過去のイベントなどでも披露されていましたよね。「あっ! あの曲だ」と思いました。」

と質問していますね。
過去のイベントって、最近ファンになった人とかでも調べないですよね?
ずっと好きでも忘れることだってあるし…
しっかり下調べして、ファンの気持ちに寄り添おうとしていることが感じられますね😭本当にすごいです。

この質問から学べることは、インタビュー前にしっかり下調べすることがとてつもなく重要だと言うことです。NOAさんを知らない人がインタビューしても、もうすでに知っていてファンである人がその記事を読むはずないですよね?
だってもう知ってるから。
でも過去を追って、さらに新しく出るアルバムに対して深掘りできたら、もはやファン以上の情報量と言えます。

他にも

「インスタライブでコラボしただけでも、毎回すごい反響ですよね。」

「年明けに、8LOOMの活動が終わって少しナーバスになってしまったことをSNSでも打ち明けていましたよね。あの日のインスタライブが印象に残っています。」

と、インスタライブまで見てるの!?って感心してしまいました。過去の作品を見る、読むということは隙間時間とかでできますが、インスタライブってその日のその時間にしかみれないのに、ちゃんとチェックしていてすごいなと思いました。

ファン以上に調査しているインタビュアーは仕事へのプロフェッショナルが感じられるし、文章に多くの人に伝えたいという気持ちが現れます。
カルチャークルーズさんの記事は、どれを読んでもそれが感じられます。

もし興味のない人に対しても下調べして、ファンであるかのような質問ができたら、最強のインタビュアーになれると思います。
私はそうなりたい…と思ってしまいました。(尊)

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