読書について考えていたらいつの間にか人生について考えていた
読書に関する本を読んだ。
荒木博行 『自分の頭で考える読書』 日本実業出版社, 2022.
ショウペンハウエル 『読書について』 斎藤忍随 訳, 岩波文庫, 1960.
外山滋比古 『異本論』 ちくま文庫, 2010.
3冊それぞれの書評はいずれ書くつもりであるが、今回はこの3冊を読んでいろいろ考えたことについて書く。
『自分の頭で考える読書』では、「本は読み手によってはじめて命を与えられる」ということが述べられる。ほとんど文字情報のみで構成される本は、映像媒体など