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柔くて鋭いなにか。 ランジェリー、香りのいいコーヒーとチョコ、文化芸術とチバユウスケが…

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柔くて鋭いなにか。 ランジェリー、香りのいいコーヒーとチョコ、文化芸術とチバユウスケが好きな20代。

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【東京一人暮らし1年生】ひとり暮らしの愛しい瞬間

あっという間に新年度シーズンですね。 みなさまいかがお過ごしですか。 私は都内でひとり暮らしをはじめて、まる1年経ちました。 ひとり暮らしの初期費用を頑張ってバイトで稼いでいたあの頃がもはや懐かしいです。 いままさに、ひとり暮らしを始める人が多い季節なのではないでしょうか。 ようこそ、楽しいひとり暮らしの世界へ。 ひとり暮らしを始める前にだれもが、「はたして家事なんて自力でできるのだろうか、、」と社会的生活が自分にできるか恐れおののき震えると思います。 かくいう私もひとり

    • 令和、超生きづらい

      私たちは星新一の描く科学技術が発展しすぎて豊さの真意を見失った世界へ進行している、過程の地球人。 SNSが当たり前に近くにあって顔も合わせたことない赤の他人の投稿を毎日眺める。 24年生きてたって自分の知る世界はほんの一部で、何回失敗してもまだ足りなくて。 他人の目なんか気にしたくないのに気になってしまうし。 まじでたまに、物理的に息ができなくなる。 厳格で柔和なコンプライアンスを求める社会と、そんな時代も風土もない世界で生きていた人たちが共存する世界。 多様性という都

      • 自分の生活を好きになるには

        自分の生活を好きになるために、一部上場企業の総合職をやめてパン屋のお姉さんになった。 自分の生活を好きになるために、1杯650円の美味しいコーヒーを飲む。 自分の生活を好きになるために、たまにお花を買う。 この生活がほんとに豊かなのか分からなくなる時もあるけど、今の自分の方が好き、と思える毎日を送りたい。 まじで最近根本的に元気ないんだなって感じる瞬間は、料理の味が調わなくなったこと。 料理苦手じゃないはずなんだけど、なんか最近上手くいかない笑 私天才!ってなるやつが

        • 名前はいらない

          金曜22時の駅の改札内、別れを惜しんで酔いに任せて、くちづけをする男女。 HSPとかADHDとかメンヘラとかLGBTQとか、令和のカルチャーと化しているような、カルチャーにするためにつけられたみたいな名前。 なんで全部定義して名前をつけなきゃいけないんだろう。 名前をつけた方がらくなのかな。 この気持ちに名前をつけるのが怖い、そう思うことが多い。 似たような言葉で表現することはいくらでもできる。 けど言葉にするのが最近とっても怖くなる時がある。 言葉にしたら、自分の心

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        【東京一人暮らし1年生】ひとり暮らしの愛しい瞬間

          グッドなバイブスを求めて転職することにしました

          じゃがりこのたらこバターを炭酸水で流し込んで、合間にCBDもくもくする日曜日夜。 どうも23新卒のOLです。 このnoteで初めて記事を書いたのはまだ大学2年生くらいのころ。 大学生活を描き就活を経て社会人一年目、もあっという間に終わり2年目に突入したわたくし、転職が決まりました。 IT系総合職OLをやめて異業種異業界へ。 それなりに貰えるお給料とかそれなりの休暇とかそれなりの賞与よりもやりたいこと、わくわくの方についに天秤が傾いた。 迷いに迷ったんだけどOLのまま死ぬ

          グッドなバイブスを求めて転職することにしました

          1人が好きだけど1人では生きていけない

          酷暑ですね、こんにちは。 もうめんどくさいのでいきなり本題どっかんなんですけど、ほんと1人大好き。 1人でごはんとか旅行に行けない人の気持ちがわかるようでわかんないし。 誰かといないと寂しいとか、恋愛してないとか寂しい人の気持ちもわかるようでわかんない。 恋愛と家庭環境家庭環境の悩みは恋愛に少なからず影響するぞ、と最近私の周りのエンタメが脅迫してくる。 私の大好きな海外ドラマ『セックスエデュケーション』や、最近ネトフリで視聴中の『YOU 君が全て』でも、かなり家庭環境と恋

          1人が好きだけど1人では生きていけない

          身も蓋もない話

          掲題の通り、身も蓋もない話を、したい。 島本理生さんの『Red』という小説の中に、震えるほど共感した一文があった。 頷きすぎて、首がもげそう。 肌の触り方、キスの仕方、体を掴む手から伝わる力の強さとか、性急さとか。 性癖、という言葉にはおさまりきらない、”その人のこれまで”が透けて見えるときがある。 体の交わりなんて三大欲求のひとつにすぎない、という考えの人もいると思う。 セックスなんてそれ以下でも以上でもないとも。 わたしはそこに恋愛感情があろうが無かろうが、抱か

          身も蓋もない話

          魚が水を得るまで

          息抜きの仕方がわからない。 元々倒れるまで働けるし活動できる人間で、急にパタリとストレス性扁桃腺で倒れる。 倒れるまで働きたい、それくらい夢中になれないことなんて。 やっぱり好きなことを仕事にする、と腹を括り転職就活を始めたはいいものの、寝ても醒めても頭が仕事のことを考えている。 少し先の未来が見えない日々。 なぜ働きたいのかとかなぜ決意したのかとか、言葉にするとすごく未熟で拙くて。 年齢的にも環境的にも身近な人で具体的な相談できるひとがいないので、自分で調べて考えて、叩

          魚が水を得るまで

          midnight meditation

          ラテ1杯に650円を払う意味。 200円あればコンビニで買えるコーヒーを、わざわざお昼ご飯を食べる時間返上して隣駅の店まで買いに行く意味。 香り高い酸味とミルクに負けないコク深さを兼ね備えたエスプレッソ、濃厚なミルク、忙しいのに顔を見知った自分へ添えられるちょっとした一言。 何件カフェを巡ってもここが私のサードプレイス、と思わせられるお店がある。 人と話したくない、人と暮らせない そんな気持ちになった時にそこに行くと、人との繋がりを感じる。 かつて自分がその繋がりを提供

          midnight meditation

          morning suicide

          正直、普段わかりやすいものを書くことを意識している。 だってやっぱり分かりやすいものは届きやすいし、ウケがいいし。 みんな結局わかりやすいものがすきでしょ。 医者と結婚タワマン暮らしとか、Fカップ爆乳美女とか、日本アカデミー賞総なめとか。 届かなきゃ意味ないのは分かってるんだけど、俗にいうわかりづらいもの、も結局好きで。 今日はだから、心の中の言葉を分かりやすく抽出、の工程はぶっ飛ばして。垂れ流しで。 no pain大人のフリした子供がパソコンの前に座って一丁前にしたり顔

          morning suicide

          5月の振り返りと24歳になった話

          いつもはわりと、きれいな文章を書こうとしているのですが、今日は徒然なるままに。 5月はなんだか色んなことが見えすぎてしまってすごく辟易としたひと月。 かなり混沌の1ヶ月でした。 元々勘がよすぎて男の人の嘘とか見事に見抜いちゃうから一時期歩く嘘発見器とか言われてたんですけど。 五感が冴えてる自覚はあって、まあ牡牛座だしなって思ってたんですけど、振り切っちゃって第六感も発揮しちゃってるかも。 知らない方がいいこともいっぱいあるよね人生。 そんなたくさん感じたことの中からいく

          5月の振り返りと24歳になった話

          【23歳の生きるリアル】抱くと抱かれるとかの話

          いつの間に5月ですね、4月ありました? みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今日は久しぶりに、性のお話を。 過去にもいくつか性のお話は書いていますが、これまではどちらかというと性的嗜好やセクシュアリティのお話。 今回はタイトルにある通り、抱くとか抱かれるとかの話。 自分の性癖を言語化してみようよ、全人類。今日はそんな気持ちを綴ります。 誰に抱かれて忘れられない身体のまぐわいはありますか。 それは誰と、どんなとき? 私はいくつか、なんにんか、ぽわぽわと頭に浮かぶ。 男性の

          【23歳の生きるリアル】抱くと抱かれるとかの話

          私と祖母の特別な関係

          最近は春の陽射しが心地よいですね。 みなさまいかがお過ごしですか。 私は一人暮らしをはじめてから、祖母とよく電話をするようになりました。 いわゆる暇電です。 親とは全くといいほど電話をしないのですが、祖母には月に何度か電話をしたり、手紙を書いたり、お気に入りのコーヒーを送ったりしています。 一人暮らしをはじめてから、なぜだか私はとっても祖母に似ているところがたくさんあることに気がつきました。 祖母に育ててもらった、というタイプの孫ではなく、会うのは年に3回ほどなのですが、

          私と祖母の特別な関係

          23歳、人との別れ目に思うこと

          人間、いつだって今が一番未熟で今が一番老けている。 自分が大人になったと思っても、自分より熟した期間を生きている人から見たら、「まだまだ青いなあ」と思われる。 出会いが無いのではなく、拾わないだけよ。 尊敬している女性がそう言っていた。無数にある出会いの中から拾い上げ、長く続く美しい糸を紡ぐこともあれば、紡がれていたものを途中で引きちぎられてしまうこともある。 恋人と別れてどれくらいの時間が経ったのだろうか。 時間の流れがどこか歪で、つい最近のことであったのに遠く昔の記憶

          23歳、人との別れ目に思うこと

          【2024】サロンデュショコラ初体験記

          2月になりましたね。みなさまいかがお過ごしですか。 2月はバレンタインという自分を甘やかす最高な口実がありますので、毎年ここぞとばかりチョコを買っています。 今年は念願のサロンデュショコラ(以下サロショ)に初めて足を踏み入れてきました! 思いのままに素敵なチョコレートをたくさんお迎えしたので、その一部をご紹介します。 Patisserie ease(茅場町)ここがお目当てで行ったと言っても過言ではありません。 元々はシェフの大山恵介さんが営むベーカリーBANKの大ファン

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          チバユウスケに愛をこめて

          チバくんの訃報から何日が経ったのだろう。 いまでもふと、もうチバくんがこの世界をチバくんの言葉で描写してくれないのかと思うと、鼻の奥が痛くなり涙が落ちてきそうになる。 音楽の専門家でもなんでもない、ただの小娘ですが、チバくんの美しい詩と共に思いを綴ろうと思います。 私がチバくんの音楽を聴き始めたのは8歳頃だと思う。父の車の中でいつも流れているのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTかROSSO、それかThe Birthdayであった。 父の車のカーナビと音

          チバユウスケに愛をこめて