天王星周期から見る歴史
天王星周期(約84年)については
今年の初め、ブログに書きました。
https://ameblo.jp/neptune1203/entry-12719911885.html
この時は84年前(1938年)の世界情勢に
ついて述べたわけですが、そのさらに
84年前(1850年代)を調べたら、「おお!」と
思う出来事がありました。
それは「クリミア戦争」です。
クリミア戦争は、当時、南下を目論む
ロシア帝国と、中東を支配していた
オスマン・トルコ帝国、それに
味方した、イギリス、フランス、
サルデーニャ(イタリア)などが
戦った戦争です。
(1853年10/16~1856年3/30)
※クリミア半島はウクライナから
突き出したような形をしていますが、
現在はロシア領です。
この戦争の開戦時の天王星は:
●牡牛座11度28分。
そして、今回ロシア軍が
ウクライナに侵攻した時の
天王星の位置は:
●牡牛座11度38分
クリミア戦争は、最終的にはロシアの君主:
ニコライ一世の死去や、英仏が共に戦争への
意欲を無くしたことから停戦となったのですが、
結果的にはロシアの南下政策は失敗に
終わったと言えます。
現在も同じ牡牛座の11度に天王星が来て
いますから、今回のウクライナ情勢にも、
何らかの共通点があるかも知れませんね。
クリミア戦争は、クリミア半島のみならず、
バルカン半島、バルト海、そして太平洋側では
カムチャツカ半島などでも戦闘が行われ、
当時の世界情勢に様々な影響を与えました。
当時、まだ幕府の統治下だった日本でも
ロシアとの交渉が進み、「日露和親条約」の
締結に至りましたし、もう一つの大事件
「黒船来航」もこの時代のことです。
ペリーの率いるアメリカ艦隊が浦賀に来港
したのは、1853年7月8日。
この時の天王星の位置は:
●牡牛座11度86分
日本はその後、幕末動乱の時代へと進んで行く
わけですが、アメリカでは、その後、南北戦争が
起こり、世界中が大変動の時代へと向かって
いくのです。
はい、今日の授業はここまで。この辺は
テストに出ますから、よく復習しておいて
くださいね。
では皆様、お元気で。