マジョアカデミー校長の多様性の話
私がマジョアカデミーをはじめたのは実はとても小さいころから思っていたことが種となってる。
それは「なんで何かが違うだけでいじめられるんだろう」という疑問。とても不思議だったし受け容れられなかった。
例えば幼稚園の時に、白血病の女の子がいた。
わたしの性格を知ってか知らずか先生は、彼女を私の隣にした。なぜ他の子がうまく付き合えないのかわからなかった。(髪の毛がなかったからかな)
親が離婚して私は転校した。
その初日だか二日目だかに休み時間にひとりでいる子がいた。話しかけたらどうやらクラスから無視されてる子だったらしい。
可愛くて優しい子だった。
6年生になって修学旅行の班分けをしていたときに
ひとりであぶれてる男の子がいた。
確かにちょっと他の子とは違うけれど
(クレヨンしんちゃんのぼーちゃんみたい)
なんで仲間にしないのかわからなかった。
だから一緒に修学旅行にいったし、彼ができないことや、私が腹立ったら普通にそれを伝えた。
「なにしてんの!」とか(笑)
中学校に上がって私が入ったブラスバンドは性格が悪いとわれる女子が多く(わたしの年代)お互いにブラスバンドのメンバー同士のいじめもあった。
わたしも標的にされたけどだから何?って感じで
授業中にあからさまに暴言吐かれても、わたしには関係なかった。
大勢でしか言えないやつのことなんて弱い奴らだと思ったから。
高校にいったら女子高で、そこはありがたいことにあからさまいじめもなく、上下関係のうんぬんはあれど(意味不明だなー)と思うようなくらいで特に不快な思いはしなかった。
女子高だから同性愛はあったとおもうけど、まあかっこいい女性に憧れる気持ちはわからなくはなかったしね。
大学生になりイギリス人の先生のゼミに入った。
そこには台湾人、香港人、韓国人もいた。
同じ国籍でも地域によって区別があることを知った。
私は相変わらず一年のときゼミのリーダーになり
一年からサークル(ESS)の会長になって
いろんなタイプのひとと関わった。
変な人たちもたくさんいたw
社会人になって会社員でもそういうたくさんの、もてあまされてしまう人たちと関わった。
音楽業界にいるとトランスジェンダーの人もたくさんいて、その中でも私はリーダーだったからどうしても多様性を考えた。
30代に入ってから疲れて、リーダーをやめたわけだけど相変わらずいろんな人たちと仕事をして、気づいたらまたリーダーをしている。
私は「発展のための国境は大切だけど心の国境はいらない」とおもっている。
だからこそ今後の人生のために「多様性を知る」ということを経験しているのかもしれない。
そして幼き心にうまれた
ただ「なぜ理解し合わないのか?」という
小さな疑問はきっと
ただ「私を理解してほしい」という
一つの欲から生まれているのだと思う
親はわたしを受け入れてはくれたけど、理解しきれていないから。それって親だからできるということでもないと思うし他人でも理解できることはあるはず。
私もそれを身をもって実感しているからこそ
ありうるということで。
4月23日(土)
マジョアカデミープレスクール
先生募集枠
5人中4名決定しました!
残りあと1名。
じぶんという多様性を安心して発揮できる場所になっています。
ご興味ある方はDMにてお問い合わせくださいませ!
マジョアカデミーは、あなたという「個性」と他の人の「個性」を掛け合わせて融合させることで、新たなイノベーションを生み出せると信じています。
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