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雨垂日記⑲~いずれ何かの役に立つ?~

こんにちは。こんばんは。
最近何も進展していないような気がするゴクツブシです。
久しぶりにのんびりと過ごし、やる気がちょっと回復しました。
休日がある、というのは大切ですね。


Day19 絵心・センス・感覚

本日はハンス・P・バッハーの『ヴィジョン』という本をちょいと読み直していました。
この本読むのは2度目なんですが、自分の感覚がいかに著しく鈍いかを思い知らされます。

断っておくと、本書では人が無意識に・感覚的に処理してしまう画像から受ける印象を科学的・理論的に説明できるように『センス』を磨こうという趣旨であり、決して絵心のある・感覚的に画作りができる人を讃えるような内容ではないです。

ではなぜ、自分の感覚が著しく鈍いと感じるのか。
色の組み合わせが人の心理に与える影響、カメラの傾きが導く感情など、理論的に説明されれば納得できるのですが、いざ自分が直面すると全然ピンとこないんですよね。
視覚的特徴を人生でまるで重視してこなかったので、理論をインストールすればその通りに判断はできるのですが(補色関係にあたる色の配置をズラす、など)、あくまでも「~という理論に基づき、こうしました」なんですよね。
ここで「おまえ、これがいいと思うん?」と聞かれると「(いえ、全く分かりません)科学を信じるならば」、みたいな受け答えになってしまうんですわ。

今まで服装なんかでも自他問わず頓着してこなかったので、「何色が好き」みたいな感覚もないですね。見た目の「好きなシルエット」とかもないですし。
つまるところ、本書における「関連付け」がバグってるようなもんです。
見た目や色から想起されるものがバグってる、みたいなイメージです。

AIじゃないというのに、アノテーション不良とは。
なんともはや、『普通』って意識してみるととんでもなく難しいですね。

なので、ハンス・P・バッハーの『ヴィジョン』は今後も何度か読むと思います。
そのうち「書いてあることは理解できる。納得できないが」みたいな状態も解消できる……はず。


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