Cadre小世界メモ:グラーキエ
氷鏡世界と呼ばれる小世界。
危険度Bランクに指定されている。
住民は数人程度で、住居はログハウス。
気温が基本的に0℃以下で、太陽光が冷たい。
なのでうっかり暖まろうと日光浴をすると凍死しかねない。
環境はほぼ寒地荒原で、森林が少ない。
住民は森林地帯に固まって居住している。
この世界の樹木は熱や冷気を吸収して温度を安定させる特性があり、建造用の木材によく使われる。
なので森林地帯は比較的暖かく感じる。
荒原には氷のような魔石「アポフィライト」があちこちに生えていて、
それを採掘して加工したものも名産品になっている。
因みにアポフィライトは強力な浄化効果と中級の氷属性の魔法が使える。
下記の心の凍結を防止したり、治療する力も含まれているらしく、住民はこの石のお守りを必ずつけている。
つめたい世界
この世界特有の魔光の影響で、日光に曝されるほど精神が少しずつ冷たくなっていく。
性格が次第に冷淡になっていき、物事への関心も薄れていく。
それ故に長く留まるほど、凍りついて解けにくくなってしまう。
あと友達や家族などに関する記憶も醜く歪んでしまう。
70%以上凍ってしまうと感情が薄れ、目の色が冷たい水色に染まり、寒さを感じとれなくなる。
また、体温も氷のように冷たくなる。
こうなると長期の療養が必要になり、治るまで普通の適正温度でも熱中症になりやすくなる。