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ネオ・ディグ・モード vol.40 「レ シーラ(LE SILLA)」

東京を拠点にフリーランスで海外ブランドのPRをしている𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨が、気になる海外ブランドを深堀りする新連載!

私が2023年元日からvol.110まで公開した「ディグ・モード」のリニューアル版です。

vol.40は、レ シーラ(LE SILLA)

スタイリストをしているイタリア人の友人が教えてくれた、レ シーラ。シューズをメインに展開する、イタリア発ブランドです。

1994年に2名のデザイナー、エニオ・シーラ(Enio Silla)とモニカ・チャバティーニ(Monica Ciabattini)によって設立されました。

この記事では、靴作りにおけるブランドのこだわりをメインに、深掘りしていきます。


100% Made in Italy

レ シーラは、アドリア海とアペニン山脈の間に位置する、イタリアのマルケ州に拠点を置いています。

そこは、革細工と靴製造で知られる地域です。

レ シーラの靴作りへのこだわりは、すべてをイタリアで作ること。

素材を選ぶときには最高のものを選び、高いクオリティを追求しています。

たとえば、スエードやシルク サテン、ライクラ(ストレッチ繊維)、スワロフスキー クリスタルなどの素材です。

ハイヒールに宝石を取り付けるときは、1足ずつ手作業。最高の品質基準を満たすように、製造されています。

最も貴重な資産は人間

(Photo from the official website)

レ シーラは、サステナブルに取り組んでいます。

シューズに使用する天然の本革は、食品を製造するときに出る副産物です。

「最も貴重な資産は人間である」がブランド哲学のレ シーラ。

熟練した職人たちにとって、最も安全で健康的な労働条件を確保することに尽力しています。

サステナブルへの配慮は、パッケージやサンキュー カードにも。そこ使用するのは、FSC認証を受けた紙です。

FSC認証とは、森林管理協議会(FSC)が運営する国際的な制度のこと。

森林生物の多様性、地域社会や労働者の権利を守りながら、適切に生産された商品を消費者に届けるためのものです。

レ シーラは細部に至るまで、環境への悪影響を最小限に抑えようとしています。

女性らしさを称えるデザイン

(Image from the official website)

レ シーラは、「女性らしさを讃える芸術的な傑作を創りたい」というエニオとモニカの願いから生まれました。

デザインは、すべての女性のユニークな美しさを尊重することを目的としています。

大切にしているのは美しさだけでなく、快適さや耐久性も。製造プロセスに最新のテクノロジーを取り入れることで、それを実現しています。

レ シーラのシューズは、ヘイリー・ビーバー(Haley Bieber)やカーディ・B(CardiB) などのセレブにも愛用されています。

気になったらチェックしてみて!

text  𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨
all imagery courtesy of LE SILLA

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