<2024年値上がり銘柄(3260 エスポア)>そのとき株価はブレイクした
「そのとき株価はブレイクした」、今日は<3260> エスポアです。
名古屋証券取引所の銘柄です。賃貸から更地活用にシフト、第2位の株主アークHDと連携し駐車場の育成、太陽光も手がける不動産会社です。
・筆頭株主は、ストーク(株)、次にアークホールディングス。
・時価総額は、3,295円で62.1億円(2025年1月28日)ですので、2024年3月時点で株価1,000円とすると、20億円程度でした。
きっかけは、2024年3月1日の第三者割当に係る株式譲渡報告書(新株式)でストップ高です。また、3月5日に5%ルール報告書、3月7日には、駐車場事業の材料ニュースが出ています。
https://kabutan.jp/stock/news?code=3260&b=n202403080496
では、2024年4月12日(2024年本決算)まで戻ります。
<3260> エスポア 2024/04/12 時点
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\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|} \hline
決算期&売増率&営増率&EPS(増率)&売営率&ROE&日付\\ \hline
21.02 & 2.7\% & 赤字 & -37.5~(-47\%) & 6.5\% & -5.7 & 21/04/13\\ \hline
22.02 & 3.3\% & 赤字 & -51.7~(38\%) & 2.9\% & -8.4 & 22/04/13\\ \hline
23.02 & -5.9\% & 67.4\% & -1525~(2849\%) & 5.2\% & - & 23/04/14\\ \hline
24.02 & -49.2\% & 93.1\% & 852~(-156\%) & 19.6\% & - & 24/04/12\\ \hline
\end{array}
$$
$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|} \hline
決算期&売増率&営増率&EPS(増率)&売営率&日付\\ \hline
23.03.05/1Q & 64.4\% & 990.9\% & 290.9~(6511\%) & 46.1\% & 23/07/13\\ \hline
23.06.08/2Q & -65.5\% & 赤字 & 590.6~(3546\%) & -38.3\% & 23/10/13\\ \hline
23.09.11/3Q & -87.2\% & 赤字 & -1.8~(-10\%) & -25.6\% & 24/01/12\\ \hline
23.12.02/4Q & -92.9\% & 赤字 & -27.6~(-98\%) & -159\% & 24/04/12\\ \hline
\end{array}
$$
売上は-49.2%ですが、その他の利益は黒字となっています。ただ、すでに決算前の4月1日に、3,950円頂点をとしてそのまま下降中、決算後も少し反発するもの調整に入ります。
なお、四季報によると、「現任取締役全員の解任を求めた大株主JPIW社と当社が招集告知した臨時株主総会は共に開催中止に。双方間での協議が進行中。継続前提に重要事象」とあるように、6月から大きな動きがあり、それに連動して株価も上昇しました。
<3260> エスポア 2025/04/12 時点
$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|} \hline
決算期&売増率&営増率&EPS(増率)&売営率&ROE&日付\\ \hline
21.02 & 2.7\% & 赤字 & -37.5~(-47\%) & 6.5\% & -5.7 & 21/04/13\\ \hline
22.02 & 3.3\% & 赤字 & -51.7~(38\%) & 2.9\% & -8.4 & 22/04/13\\ \hline
23.02 & -5.9\% & 67.4\% & -1525~(2849\%) & 5.2\% & - & 23/04/14\\ \hline
24.02 & -49.2\% & 93.1\% & 852~(-156\%) & 19.6\% & - & 24/04/12\\ \hline
25.02* & -58.8\% & 赤字 & -103~(-112\%) & -63\% & -430.2 & 25/01/14\\ \hline
\end{array}
$$
その後、最新の決算内容では黒字化していませんので、その後のチャートの上下の動きは、業績とは関係なく動いているように見えます。つきましては、分析はここまでとします。
まとめ
ビッグチェンジと言えるもの
・特になし(これからあるのかも?)
基本情報からわかること
・2024年本決算のみの黒字化、その後は赤字。
・四季報では、「赤字拡大」「協議」
・時価総額が50億円以下(だった)
チャートからわかること
・2,000円から5,000円まで、3ヶ月ごとに激しく上下
今後は、2,000円を割ったら下降トレンド、5,000円を超えたら次の展開か。
いずれにせよ、初心者には難しい銘柄と思います。
以上です。今日はここまでとします。(分析時間およそ1時間)
次回は、<6736> サン電子です。