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<2024年値上がり銘柄(3260 エスポア)>そのとき株価はブレイクした

「そのとき株価はブレイクした」、今日は<3260> エスポアです。

https://www.es-poir.co.jp/

名古屋証券取引所の銘柄です。賃貸から更地活用にシフト、第2位の株主アークHDと連携し駐車場の育成、太陽光も手がける不動産会社です。

1972年(昭和47年)9月1日、鋳造品販売会社として創業。1998年(平成10年)にレンタル大手ゲオの子会社となり、社名をゲオエステートへ変更しゲオの不動産事業を継承する。2011年(平成23年)には、親会社であったゲオが保有していたゲオエステートの株式のほとんどを譲渡しており、ゲオグループから離脱。2012年(平成24年)8月1日には商号を「株式会社エスポア」に変更した。なお、エスポアとは同社が分譲するマンションのブランド名からとったものである。主な事業は、デベロップメント事業(分譲マンションや商業施設の開発)やリセール事業(他社物件の再販)、ストック事業(土地建物の賃貸)など。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%82%A2

・筆頭株主は、ストーク(株)、次にアークホールディングス
・時価総額は、3,295円で62.1億円(2025年1月28日)ですので、2024年3月時点で株価1,000円とすると、20億円程度でした。

きっかけは、2024年3月1日の第三者割当に係る株式譲渡報告書(新株式)でストップ高です。また、3月5日に5%ルール報告書、3月7日には、駐車場事業の材料ニュースが出ています。
https://kabutan.jp/stock/news?code=3260&b=n202403080496

<3260> エスポア 2024/5/24 時点

では、2024年4月12日(2024年本決算)まで戻ります。


<3260> エスポア 2024/04/12 時点

$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|} \hline
決算期&売増率&営増率&EPS(増率)&売営率&ROE&日付\\ \hline
21.02 & 2.7\% & 赤字 & -37.5~(-47\%) & 6.5\% & -5.7 & 21/04/13\\ \hline
22.02 & 3.3\% & 赤字 & -51.7~(38\%) & 2.9\% & -8.4 & 22/04/13\\ \hline
23.02 & -5.9\% & 67.4\% & -1525~(2849\%) & 5.2\% & - & 23/04/14\\ \hline
24.02 & -49.2\% & 93.1\% & 852~(-156\%) & 19.6\% & - & 24/04/12\\ \hline
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|} \hline
決算期&売増率&営増率&EPS(増率)&売営率&日付\\ \hline
23.03.05/1Q & 64.4\% & 990.9\% & 290.9~(6511\%) & 46.1\% & 23/07/13\\ \hline
23.06.08/2Q & -65.5\% & 赤字 & 590.6~(3546\%) & -38.3\% & 23/10/13\\ \hline
23.09.11/3Q & -87.2\% & 赤字 & -1.8~(-10\%) & -25.6\% & 24/01/12\\ \hline
23.12.02/4Q & -92.9\% & 赤字 & -27.6~(-98\%) & -159\% & 24/04/12\\ \hline
\end{array}
$$

売上は-49.2%ですが、その他の利益は黒字となっています。ただ、すでに決算前の4月1日に、3,950円頂点をとしてそのまま下降中、決算後も少し反発するもの調整に入ります。

<3260> エスポア 日足 2025/01/28 時点

なお、四季報によると、「現任取締役全員の解任を求めた大株主JPIW社と当社が招集告知した臨時株主総会は共に開催中止に。双方間での協議が進行中。継続前提に重要事象」とあるように、6月から大きな動きがあり、それに連動して株価も上昇しました。

<3260> エスポア 2025/04/12 時点

$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|} \hline
決算期&売増率&営増率&EPS(増率)&売営率&ROE&日付\\ \hline
21.02 & 2.7\% & 赤字 & -37.5~(-47\%) & 6.5\% & -5.7 & 21/04/13\\ \hline
22.02 & 3.3\% & 赤字 & -51.7~(38\%) & 2.9\% & -8.4 & 22/04/13\\ \hline
23.02 & -5.9\% & 67.4\% & -1525~(2849\%) & 5.2\% & - & 23/04/14\\ \hline
24.02 & -49.2\% & 93.1\% & 852~(-156\%) & 19.6\% & - & 24/04/12\\ \hline
25.02* & -58.8\% & 赤字 & -103~(-112\%) & -63\% & -430.2 & 25/01/14\\ \hline
\end{array}
$$

その後、最新の決算内容では黒字化していませんので、その後のチャートの上下の動きは、業績とは関係なく動いているように見えます。つきましては、分析はここまでとします。

まとめ

ビッグチェンジと言えるもの
・特になし(これからあるのかも?)
基本情報からわかること
・2024年本決算のみの黒字化、その後は赤字。
・四季報では、「赤字拡大」「協議」
・時価総額が50億円以下(だった)
チャートからわかること
・2,000円から5,000円まで、3ヶ月ごとに激しく上下
今後は、2,000円を割ったら下降トレンド、5,000円を超えたら次の展開か。
いずれにせよ、初心者には難しい銘柄と思います。


以上です。今日はここまでとします。(分析時間およそ1時間)
次回は、<6736> サン電子です。


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