取材ライター上がりの葬儀司会者、仕事道具あれこれ。
今回は、私の仕事道具を。と言っても、とりたてて珍しいものがあるわけではないので、参考になるかは謎ですが、経験上なにが便利で使っているのかも一緒にご紹介しますね。
取材ライター時代とそう変わりないので、まぁメモ的に。
1 iPadと有線キーボード
ナレーション原稿は、手書きしている方も多いですが、私は時間節約のためタブレットを使って書き、そのまま本番でも画面で読み上げます。
さらに、書いたナレーションは月ごとにPDFファイルを作って「ブック」でいつでもめくって見られるようにしています。リピーターのお客さまの場合、検索もしやすいです。
原稿作成アプリは、下書き用には「カウントメモ」を使っています。文字数でだいたいのナレーションの長さが把握できるため、読むときのBGMを選びやすいです。本番の読み上げは、「メモ」に貼り付けて、文字を大きく表示して使用。
そしてキーボードは、最初手持ちのBluetoothのものを使っていましたが、一度、認識しないトラブルがあり非常に困った経験から、やはり入力に関しては有線が無難かとこちらを購入しました。
葬儀ナレーション作成は非常にタイトなスケジュールの中で行いますので、できうる限りトラブルは避けたいもの。今のところ、快適です。バックアップをとるスマホでも使えます。iPadに何かあったら、そちらで使用可能。
2 ストロー付きタンブラー「ストージョ」
司会台に持っていける、ストロー付きの折り畳みタンブラーは便利です。私はいつも、これに常温の水を入れて手元に置いています。ストージョは、ジュニアサイズの一番小さいものが、使いやすいと思います。
3 音楽CD
BGM用の音楽は、CDで購入したり、iTunesストアで1曲買いしたりしますが、それを本番で使いやすいよう曲順などを考えてから、自分専用のCDを作っておくと良いです。
ナレーション用BGMは3分~5分半くらいで、自分の口調や文面に合わせて集めた曲を1枚にまとめていますが、音楽についてはそのうち別の記事に詳しく書こうかなと思います。
4 ミニサイズのルーズリーフ
ノートではなく、中身が入れ替えられるルーズリーフが便利。これには、ご寺院さまとの打ち合わせの結果を、ご寺院さまごとにメモして閉じています。
あとで検索しやすいように、1枚に1寺院、そして宗旨・宗派ごとに中表紙を付けて閉じ、その日使用するページには付箋紙を貼っておくと、開式前ギリギリのご到着でのあわただしい打ち合わせもスムーズ。
5 ペン
シャーペンと消しゴムは、弔電のフリガナ付けに。あとは好きなボールペンで3色あるといろいろ便利な場面があります。それから、これは取材ライターのときから愛用している黄色の蛍光ペン。黄色はコピーで写らないので何かと使い良いですよ。
6 その他便利なモノ
スマホは電話というより、iPadで作ったナレーション用原稿をメールで送ってバックアップをとっておくための用途として。本番でiPadが使えなくなる、アプリが立ち上がらない、文章が消えるなどの事態は避けなければならないので、これは絶対に必要。
USBメモリは、宗旨・宗派ごとの式次第のバックアップファイル入り。これをプリントしたものを必ず持ち歩いています。理由はスマホと一緒で、式次第のバックアップとしての用途。
バインダーは打ち合わせ用に。マスキングテープ・付箋紙は司会台のマイクごとの調整つまみを固定したり、どのマイクかすぐわかるように書いておいたり。まぁ持っていれば何かと便利という紙物。
ちなみに、私のiPadはカバーとキーボードが別々なので、持ち歩きの際はこんな感じで無印良品のタブレットケースを使っています。ファスナー付きポケットにキーボードがシンデレラフィット。笑
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これらを、大きめの黒い防水トートバッグに入れて持ち歩いています。
取材ライターとしての仕事の際は、ICレコーダーを持って行き、帰宅してからPCで原稿作成をしていたので、iPadは調べものくらいにしか使っていなかったのですが、今はライティングに関しては、すっかりiPadがメインとなりました。
というわけで、そんなに役に立つと思えないお仕事道具紹介でしたが、一部でもどこかの誰かの何かの参考になれば幸いです。笑
あ、個人的に、トップに貼った老眼鏡は、かなり重要な必須アイテムとなってしまいました。トホホ。
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