【UVERworldとの軌跡】②

人や物に関わらず出逢いというのはどこにあるかわからない。そしてどんな形なのかわからない。ただわかるのは、自分がアクションを起こせばそこに出逢いが必ず生まれるという事。その出逢いは繋がりになりまた新しい出逢いが生まれる。

「初対面」
当時まだ正式メンバーではなかったサックス兼マニピュレーターのSEIKA君とベースの信人くんがVIPルームで2人で飲んでいた。

コーラ片手に乗り込んだ僕。

「えっ君は誰？」当然そうなった。そこにたまたま居た僕の友達が僕を2人に紹介してくれた。自己紹介をして自分もミュージシャンをやっていて、全くうまくいっていないと話をしたら初対面とは思えないほど話を聞いてくれた。

そして何故か一緒に飲む事になった。

「出逢うキッカケに形はない」
すぐに僕の事を"しんちゃん"と呼んでくれて本当に優しく接してくれた。

少し話をしてから、2人が帰る事になった。帰り際に「実は明日堂島でライブがあるから、是非観においで」と言ってくれた。当然断る理由はなく参戦する事になった。

その時の僕はこれから起こる奇跡が、こうして軌跡になる事をまだ知らなかった。

続く