演劇ユニットもちもち

やさしく笑える演劇をつくります。 過去台本の公開や次回公演のお知らせなんかをします。お散歩マガジンもあります。

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やさしく笑える演劇をつくります。 過去台本の公開や次回公演のお知らせなんかをします。お散歩マガジンもあります。

マガジン

  • もちもちの散歩

    ユニット員の冨岡(散歩狂い)、上牧(散歩嗜好)、滋野(散歩は運動)の3人が「散歩」をきっかけにぽそぽそ綴ります。演劇づくりのきっかけが転がっているかもしれないし、ただ楽しい散歩の話かもしれません。

最近の記事

『何なんずっとこの風』上演台本データ販売

という公演が終演いたしました。 気にかけてくださった皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 🌀🌀🌀 この記事からは、上演台本をご購入いただけます。 販売内容『何なんずっとこの風』上演台本のPDFデータ(表紙、目次を除く全27ページ)(上演時間にすると60分〜65分のボリュームです) ※会場で販売した上演台本と内容は同じですが、写真付きのカバーがこちらのデータにはついておりません。 ※紙に印刷されたものではありませんのでご注意ください。データをご自身で印

¥500
    • 『何なんずっとこの風』公演情報

      というような公演を控えています。 どんなことをやるのかまるっとまとめた記事になっておりますので、よかったらお付き合いください。 はじめに前回公演の『メゾン・ド・レモンに住むつもり』は生活へのかすかな期待を持ちながら作った短編集でした。今回は「期待する」から半歩進んで「やわらかにキレる」をやってみます。強い意志をもって掴み取ることはすごいことだけど、それ以外のやり方も絶対あるはずなので。たとえば「何なん」って思う、とか、言う、とかそういう小さな抵抗を大切にしたいなって思いま

      • #22 名護さんぽ(上牧)

        ご無沙汰しております。演劇ユニットもちもちの脚本・演出係の上牧です。 前回の更新からなんと1年半空いてしまっていますが、お散歩マガジン第22回です。 1年半空こうとも、生活に歩みあり、人生に散歩あり、ということで散歩がわたしにとって尊い営みであることには変わりありません。 わたしは半年ほど前に"移動の中心が車"な土地に引っ越しましたが、自転車も買わずに歩きを貫いています。そのせいで「歩きたいきもち」の有無に関わらず、電車に乗るため、スーパーに行くため、やむを得ずそこそこ

        • 『メゾン・ド・レモンに住むつもり』上演台本販売します

          演劇ユニットもちもちです。 先日無事、『メゾン・ド・レモンに住むつもり』という短編集を上演することができました。 会場でも販売した、上演台本+書き下ろし掌編小説をこの記事からもご購入いただけます。価格は500円、PDFデータでのお渡しです。 どんな内容?「瑛士さん」 平日の水族館でのりちゃん(人間)が「バイト先に瑛士さんというエイが入ってきた」「瑛士さんが職場の人にいじめられているっぽい」と一生懸命まゆちゃんに伝え、まゆちゃん(人間)はそれをそこそこ聞いている、という

          ¥500

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        • もちもちの散歩
          23本

        記事

          「元気をお出しよ」というセリフについて

          こんにちは。演劇ユニットもちもちの上牧です。7/21〜23に中野で行われる公演に向けて稽古中です。 今回、出演するのが上牧と冨岡だけということで稽古は比較的地味なのですが、その中でもわたしがぐっときたときのことを書きます。 わたしは、ある短編のなかでA子さんがB子さんに「元気を出してよ」と言うシーンを書きました。 急に上牧の話をします。 上牧はここ3年ほど、調子を崩してしまいました。きっかけは小さなことでも、一回崩れてしまうともうだめで、具合が悪くなってしまうかもしれ

          「元気をお出しよ」というセリフについて

          『メゾン・ド・レモンに住むつもり』公演情報

          ご無沙汰しております、演劇ユニットもちもちです。 小学生だったら夏休みはじまるかな、の頃に短編集を上演することに決めました。出演者は上牧と冨岡だけのストロングスタイルでお送りします。 タイトル『メゾン・ド・レモンに住むつもり』 内容若干へんてこだけど、切実な人たちがたくさん出てくる短編集です。 内容をちらりちらり👀 「瑛士さん」 のりちゃんとまゆちゃんは友だちです。ふたりは平日の昼間の水族館が好きです。今日もふたりはトンネルのかたちの大きな水槽の下でおしゃべりをし

          『メゾン・ド・レモンに住むつもり』公演情報

          ひとつのテキストふたつの朗読「プリーズ ウェイト あ モーメント」

          こんにちは。演劇ユニットもちもちです。 全部を読んだり聞いたりするのに15分もかからない小さな作品を作りました。 もしよかったらのぞいていってください。 「プリーズ ウェイト あ モーメント」はテキストとそれを読み上げた音声からできています。 ある日とみおかがこんなツイートをしました。 「プリーズ ウェイト あ モーメント」という言葉が気になったうえまきがスマホのメモ帳に こんなテキストを書き、とみおかにラインで送りました。 とみおかはうえまきに朗読を送りました。

          ひとつのテキストふたつの朗読「プリーズ ウェイト あ モーメント」

          #21 大阪城散歩(うえまき)

          こんばんは。うえまきです。 友達と旅をしたあと、1日長く大阪に残り、〆の散歩をして参りました。 大阪城公園を歩きました。 カラスとハトがぐいぐいくるんですね!この公園は!地元札幌の大通公園の鳥たちは「ごはんこぼれたらもらうよ〜」って空気なんですが、大阪城公園の鳥たちは「あ?じゃまなんだけど?」と言わんばかりにわたしの導線にガンガン飛び込んできて、つ、つよ〜、と思いました。 せっかくなので城の中に入ってみました。 天守閣にのぼってみましたが、なにをしていいか、どんな感

          #21 大阪城散歩(うえまき)

          #20 余計にもらったウーロン茶(うえまき)

          お散歩マガジン20回目です。 今日も散歩をしましたので報告します。 病院の予約時間に間に合わず、しょんぼりしてケンタッキーに入って 「Yセットの、飲み物が、レモネードソーダで」 「かしこまりました少々お待ちください」 しばし待つ 「こちら、Yセットで、ウーロン茶です」 「ウーロン茶、」 「あら、全然違いますね!」 改めてレモネードソーダを用意してもらって 「どうせなんで、これも持ってっちゃってください」 袋にウーロン茶をねじ込む その、余計にもらったウーロン

          #20 余計にもらったウーロン茶(うえまき)

          #19 あたたかいと思いました(うえまき)

          家を出て、久しぶりにあたたかいと思ったので、散歩の記録をつけることにしました。 これを書いてから、次に白老のレポートを書こうと思ってそれが負担になって更新が途絶えたみたいなところがあります。わたしに必要なのは「旅」ではなく「散歩」なのかもしれません。大きく気持ちを揺さぶるような何かは求めていなくて、ぷるんと一瞬こころが揺れるようなよろこびと、今日も明日もここに居るという安心がわたしは欲しいのかもしれません。 駅のホームに身長くらいの雪が積もる冬が終わって、久しぶりに履いた

          #19 あたたかいと思いました(うえまき)

          #18 2022.01.22(冨岡)

          あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いします。 早速ですが、各地にマンボウが出ておりまして あたくしとしましても、生活に苦労するほどではございませんが多少なりとも影響は受けておりまして、 孤独と時間をもて余しつつございます。 そうなってやることったら歩くしかないです そんな1/22の午後のつぶやきです あなたと一緒に散歩している気持ちです ーーーーーーーーー 廃校の小学校の窓から覗く 夕日の射す階段 飲み屋の店先に車の座席があって おっと

          ラジオで読んだテキスト「なんか(その1)」

          こんばんは。夜中です。 30分ほど前に、ラジオの放送を終えました。 終わった途端に、「なんか、やることたくさんあると思わない?生きてるだけで」「バイト先に一個許してもらってることあると、ちょっと強気に出れなくてくやしい」「自分に合う化粧のやり方ようやく見つけた」「きのう何食べた?の映画の公開が本当にうれしい」など、超ベラベラ喋り始めたうえまきです。「こっちだよ!!!!」と思うのですが、「こっち」を「そっち」に持って行くことの難しさったらないな〜。 さて、オープニングで読

          ラジオで読んだテキスト「なんか(その1)」

          #17 室蘭(モ・ルエラニ)を歩く(うえまき)

          ムロランアートプロジェクトをきっかけに室蘭を歩きました。その記録です。写真等、盛大なネタバレを含みます。ご注意ください。 どこ しらべよう事前学習の時間です。 を読みました。ベビーブームに生まれた子供達が高校生になり、図書館にみっちみちに座って勉強している写真がよかったです。日本の端でもめっちゃベビーブームだったんだなと思って。 その他、インターネットで調べて私なりに歴史を整理しました。 ・アイヌ語で「モ・ルエラニ(小さい坂の意)」がモルラン、モロラン、となったのち

          #17 室蘭(モ・ルエラニ)を歩く(うえまき)

          #16 対してフッ重なわたし(うえまき)

          昨日、冨岡がマガジンを更新しました。 読んでみてください。楽しいです。 フットワーク軽いな、体力あるな、と思いました。記事を読むことで、フットワーク重すぎなわたしもズンズン歩いてる気持ちになれて嬉しかったです。 フッ重ながらも、わたしも散歩をしたのでおしらせします。よかったら読んでください。 今日は休みでした。ゆっくり起きて、トゥーンブラスト(広瀬すずの)をやって、シーフードヌードルを食べました。牛乳を飲みながらラジオの編集をしました。1時間半あったものを55分まで削

          #16 対してフッ重なわたし(うえまき)

          #15 夏の思い出(散歩純度100%)(冨岡)

          散歩番長です。 最近怠っていたので、若頭ぐらいになってるかもしれません。 とある休みの日、外は快晴、時間は無限 こんな条件が揃ってしまったので散歩しました 夏真っ盛りの空気を堪能ください 1。旅立ち 夏の真っ昼間の散歩を舐めてはいけません 装備は万端でいきましょう この日のとみおかは おきにいりの黒のバケットハットに アイスボックスを携えております。 これは最強です。私は氷食症で、これは気兼ねなく食べられる氷です。 ちなみに氷食症は、貧血の人に起こる病気らしいです。

          #15 夏の思い出(散歩純度100%)(冨岡)

          もちもち、喋ります

          重ねてご無沙汰しております。演劇ユニットもちもちの冨岡です。 立て続けのお知らせとなります。 急に稼働しておりますが、 特に何があったかと言われれば特にありません。 強いて言えば、寝過ぎて関節が固まりそうなのを そーっと回し始めた感じでしょうか。 一発目の伸びとして、 短編集『growing』(伸びですね!)を公開しました。 読んだり、読み合わせたり、上演なんかしてみちゃったりしてください。感想や、観劇のお誘いなんか貰えばすっ飛んでお伺いします さて、背筋も伸びたとこ

          もちもち、喋ります