博論日記79/365:帰ってきた/本が出ます
昨日の日記に書いたとおり、アテネ→モスクワの帰国便でひどい目に遭った。かなり恨みのこもったひどい文章を書いてしまったと自分でも思うのだけど、ライヴ感があるのでそのままにしておきます。
あまりいい経緯ではないものの、UAEの二つの大規模な空港をひと夏で両方使うことになったわけだが、個人的感触から言えばドバイ空港のほうが好きだ。単純にキレイだからだ。ただ、すべてのものが1.5倍スケールになっているのではないかと錯覚させるほどにスケールがでかく、下手をすると永遠に迷いそうな感じすらある点は良くもあり悪くもある。
お金を出してでもどこか休めるところをと思ったのだが、不幸なことにカプセルホテル的なところは予約で満室だった。しょうがないのでいい感じのソファを見つけてそこで数時間眠った。眠りに落ちたときには誰もいなかったのに、起きたときにはまわりで私と同じように寝ている人がたくさんいた。破れ窓理論の実例を見た気がする。
9時に搭乗ゲートが開く便なのだが6時半くらいに起きてしまったので、ご飯を食べに行った。
飛行機から見える景色が徐々に砂漠から草原と移り変わっていく、無から、また別の種類の無へ、という趣ですね。
そんなこんなで帰ってきました。
本を出すことになりました。翻訳ですが、初めて自分の名前がドーンと活字になって出るので、大変嬉しいです。しかし、最初の本で、まさかチャイコフスキーの横に名前を並べることになるとは思いませんでした。
↑を書いたのは私ではないのですが、だいたいおっしゃるとおりだと思います。もう少し詳細な解説は巻末の「訳者より」に書かせていただいたのですが、9月頭くらいに、この場でもちょっとした紹介を書かせていただければと思います。
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