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博論日記12/365:文字が読めない、古儀式派の教会の敷地内にある書店

事故

・朝出かけたら、最寄りの十字路で車同士の事故に出くわした。見事な正面衝突。お互いカーブするところだったと見えて、スピードは出ていなかったらしく、ふたりの運転手がやれやれ……といった感じで車から出てきて話し合いを始めていた。

・この話し合いも交差点の真ん中で行われているので、他の車は二台のぶつかった車を避けながら進んでいた。その中には路上教習に出てきたと見える教習車もあった(ロシアの教習車 учебная машина は車の上に「У」というマークを付けて走らなければならないから、それとよくわかる)。こういうときって教官は何を話し、教習生は何を思うんですかね。

・日本に帰ったら免許を取らないといけないと常々思っている。「人生最後のディプロマが免許かもね!」と言われたことがあり、まったくそのとおりになりそうだ。

アーカイヴ作業/手書き資料を能く読む人はすごい

・アーカイヴへ。ペテルブルクのアーカイヴで参照した殆どの資料はタイプライターで書かれたものだったので、写すのは比較的簡単。時間が足りなければ、投影したマイクロフィルムの写真を撮っても構わないことになっている。一方今回のアーカイヴで見ている資料はほとんどが手書き。しかも、1916〜1919年頃の資料。

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