やっと繋がりました!
こんにちは 日向寧々です。
8月も半分が過ぎて、私がnoteに投稿を始めてから1ヶ月半。
更新回数が明らかに減ってるじゃん。どうしたneneすけ。
(何この呼び方)
7月初めのあのワクワクした気持ちを失った訳では決してなく
書く内容を、もうひとつやっているブログとどう振り分けるかを考えて。
振り分けた結果、noteに置いておくものはある程度範囲を絞って書くので
今のところ「作品そのもの」もしくは「その解説」が中心になっています。
けど、まだまだ皆さんにお話ししたいことや、知って欲しいこともあるので
ちょっと整理しながら範囲も広げていきます。
それにしてもnoteの先輩方で「毎日更新」している人がたくさんいることには驚愕です(大袈裟じゃなく)。ただただ、尊敬。
さて、とりあえず今日は
だいぶ進んできた「無意識ー空の章ー」#9までの解説をさせていただきますー!
ついに、#1の「謎のファーストシーン」に繋がりました!
最新話 #9「招き猫」
ヒロイン北里泉がフレンドシップのピアノを初めて弾いたあのシーン
#1では、その直後に空君のテンション低めのモノローグに切り替わりますが
そこから9話目でやっと同じところにたどり着きました。
その間に一人、また一人登場人物が増えて
増えるたびに状況が少しずつ変わって
それらは全て、どこにでもあるような小さい変化なのに
気がつけば、ちょっと奇跡っぽいものが起きている。
その渦の中に巻き込まれながら、空くんの気持ちも(テンションも?)
最初とは違っていることに気づいた方はとても鋭いです!
ちょっと戻りますが・・・
#6「ハリネズミ」で初登場する ハリネズミこと南田海。
#1のファーストシーンにも登場していないので、本当にこの話で
初めて出てくる人物です。
ツンツン頭でやたら人懐こい彼が登場するこの話は
ひとつ前の#5「女子高生」と同じ日の出来事を描いています。
時間にして、2〜3時間後。
なので
#5で「自分が失くしたお財布」を「取り戻して」帰って行った北里泉と
逆に「空君が失くしたお財布」を茶目っ気たっぷりに「届けて」くれた南田海は
同じ日にフレンドシップを訪れて空君と初めて会いますが、本人同士はすれ違いで会っていない。
会っていないのに、この二人
やたらと紛らわしいのです。
その、紛らわしい共通点や些細なシンクロが見え隠れしてくるのが
#7「気配」 #8「足音」です。
そして北里泉と南田海だけではなく、そこにいるほぼ全員に
細かいシンクロが起き始めています。
時間差で別な人物が同じセリフを言う
心の中で思ってたことを逆に誰かに言われる
おかしな癖
好きな音楽
持ち物
天気
等々、いろんな組み合わせで被っているのに、本人達はその半分も気付いていない。
その不器用さと言うか微笑ましさを最も象徴するのが、「語り手」である東野空かも知れませんねー。
そんな「空の章」も残り3話。
更なる奇跡は起こるのか
「貴石町」は「キセキの町」になるのか「タカイシ町」のままなのか
見守っていただけたら嬉しいです!
それではまた・・・!