初めての妊娠と流産と男性にも知っててほしいこと。
最初に男性へ伝えたい。
妊娠することも流産することも
本当に体が辛いです。
心が辛いのはお互いだけど
妊娠中も流産後も
自分の思い通りになりません。
経験した方も経験ない方も
もしパートナーにそのような
事があれば、どうか
そのあたりよろしくです。
(余計なお世話。笑)
ここから本題。
不妊検査中のまさかの妊娠。
生理がこなくて
もしかして?って思ったけど
検査をするまでは
期待しないでいた。
でも頭痛がひどかったことと
お腹を下してしまって
やっぱり変だなと思い
旦那と検査薬を購入。
検査をして、せーので
一緒に結果を見た。
旦那の反応が薄くて
私も実感湧かなくて
泣いて大喜び!
みたいにはならなかった。
次の日病院で診察してもらって
先生も『早かったね〜』
みたいな感じで
あっさりしてたし
SNSでよく見る
妊娠発表みたいな
あの感じは全然なかった。
ただ、名前を考えなきゃとか
これが必要になるみたいとか
毎日旦那と話す度に
嬉しくなって楽しみになった。
旦那のスマホにも
アプリも入れて
成長していく過程を
2人で見守っていた。
次の検診では心拍を確認できて
母子手帳ももらえる頃かな
なんて気持ちで
母子手帳カバーも選んで
楽しみだった。
検診の日、
先生は診察した後
『また来週見せに来て』
とだけ言った。
その頃には色々検索して
情報収集してたから
心拍を確認できない
という事に
嫌な予感しかしなくて
ただ願う気持ちで
安静に過ごしていた。
その2日後の朝、
生理痛のような痛みとともに
血の塊が出てきた。
すぐ病院へ行くと
『今回は残念だけど流産ですね』
と言われた。
内心『やっぱり、、』って思った。
帰宅してからはもう涙腺崩壊、、
号泣した。
旦那は早く帰ってきてくれて
ひたすら慰めてくれて
でも旦那も涙目に見えた。
我慢強い人だし、
言わないけど
ずっと悲しい顔してた。
ただ、私のほうが
辛いだろうからって
悲しくないように振る舞ってた。
今回は幸いな事に
初期段階だったことと
枯子卵といって
袋の中に赤ちゃんが
いない状態だったため
本当に仕方なかったと思えた。
また、この時期の流産は
ほとんど染色体異常が原因で
受精卵の段階で流産の運命が
決まっているらしい。
悲しくて辛くて、、
というより仕方ないし
今回は残念だった
という気持ちの方が大きかった。
でも自然に妊娠できることが
分かったことはよかった。
それに私はちょうど2週間後に
FP2級の受験を控えていた。
もうそっちに集中しようと思えた。
そしてまずは
次の日の手術が
何よりも不安で怖かった。
朝、旦那に病院まで
送ってもらった。
もう気持ち的には
切り替えたつもりで
手術怖いな〜と笑いながら
1人で病院に入った。
もう、、悲しいとか
吹っ飛ぶくらい、、
とりあえず
手術の前処置が痛すぎた。
子宮を広げるための前処置。
その後は手術まで数時間置く。
前処置は麻酔なし。
卵管造影検査を思い出すくらい
震えるくらいの痛さ、、
前日に先生が
『手術は麻酔するから大丈夫ですよ』
って言ってたけど
前処置でも麻酔必須かと、、泣
前処置が終わり点滴をしながら
病室で時間を置く。
前処置を乗り越えた私。
注射すら苦手な私が
点滴さえみじんも痛くないと
思えるほどだった。
ただその後のお尻の注射は
かなり痛い。。
病室で時間を置く間、
ノートを持ち込み
ずっと試験勉強をしてた。
手術に呼ばれて自分で
手術台に上がる。
全身麻酔で眠っている間に
手術は終わり
2時間経たないうちに
目が覚めた。
旦那が迎えにきてくれて
会計も済み、車に乗る。
その時自然に涙が出た。
今回のことは
2人で乗り越えたと実感した
出来事だったし、
逆にお互いに希望を持つ
出来事にもなったと思った。
この世に女性として
生まれた人しか分からない
生理や妊娠や出産などに
伴う痛み、辛さ、、
これらを男性に
分かってほしい
なんて思ってない。
言っても体が違うし
分かるはずないんだから。
ただ、
寄り添ってほしい。
これはぜひお願いしたい。
ふり出しに戻ってからの話へ続く。