第15話 「うちの叔母のはなし」
こんにちわ!
あーちゃとねーねの あーちゃんですヽ(^o^)丿
今日も「あーちゃんの癌サバイバー日記~みんな、負けないでよ!」にお越しいただきありがとうございます!
前回までは抗がん剤治療の際に気を付けることや、あれば痛み軽減のグッズなどを紹介してまいりました。
今回は私の周りの人たちの配慮や感情を少しお話したいと思います。
それではスタートです!
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うちの伯母の話しをします。
伯母は父の妹で、12人兄弟の7番目。
うちの父は6番目だったので、一つ下の妹ですね。
京都に住んでいるのですが、私たちも小さいころからよくその伯母さんのところへ連れて行ってもらって、良くしてもらっていましたから、
大人になってからも、年に2~3回は遊びに行ったりしていました。
もちろん、LINEやメールでも近況報告したり、悩み事をきいたり、言ったり。
私が大腸癌の宣告を受けたとき、
家族にはもちろん話しはしましたが、
京都の伯母さんを含め、親戚には事後報告にしようと考えてました。
何故なら伯母も母同様で、
七十後半で心配かけるとよくないと思ってました。
しかし、友だちや知り合いの人に、”がん検診”を促す為に
SNSで公表した投稿を、
別の親戚のおばさんが目にしてしまい、京都の伯母さんの耳に入ってしまいました。
悪いことしました。
「何で話してくれなかったの!」
とお怒りを受けるはめに。
私が手術をおえて伯母に連絡したときに、
なんと伯母も大腸癌になってて、しかも手術したと!
「何で言ってくれなかったの?」と聞いたら、
別の親戚の人から、
伯母さんよりステージが進行している私の方がしんどいから、言うなと言われたと(ノ_・、)
なんていうことでしょ。
自分がしたことが帰ってきてしまいました。
伯母は私に話ししたかったようです。
そらそうでしょ。
癌なんて3人に1人いうてもなかなか経験でけるもんちゃうし、
だからこそ 余計にその時に励まし合いたかった。
病気の当事者より周りの人が様々な気を使いますね。
ほとんどが”使わなくていい気”だったりします。
病状を聞くことに気を使って連絡しない。
心配だけど自分もつらいので連絡を控える。
別の親戚も同じ病気なので、気を使わせるとダメだと思って連絡しない。
わからんでしょ。そんな気、いらんって。
病状を聞くことになんで気を使うのかわからない。
つらいことがあるなら相談してくれてもいいのに。
同じ病気ならなおさら連絡を取り合うことを認めるべき。
なぜ内緒にするのか、ホントわからない。
こんな変な気を使う人が、あなたのまわりにもいませんか?
つらいですよね。
なので、
現在も京都のおばさんからの励ましメール以外、ほかの親戚からは連絡を貰っていません。
ある親戚の人は「自分もポリープやらなんやら、たくさんの病気をかかえてる。それをいちいち人には言わない。だから、あなたも言うな。」というのです。
悲しいでしょ。
いいじゃないですか、
病気を公表して治療に向かっていることや、
検診の大切さを伝えること、
みんなと一緒に話し合いながら乗り越えて行くこと。
1人じゃ挫けそうなこともみんなと一緒にだったら乗り越えて行ける気がするじゃないですか。
怒り心頭ですよ。
もう、付き合いしなくてもいいかな、とか思っちゃいます。
生前、私の父親がとても熱心に親戚付き合いをしていたので、
父が亡くなったあとも、私はそれを受け継ぎ連絡をこまめにとっていました。
ほんと悲しいです。
今は京都の伯母さんと私、二人とも励ましあいっこしてます。
伯母さんが抗がん剤治療に入るという直前に、痛み軽減グッズをプレゼントしに京都まで行きました。
私が遊びに行くというたら喜んでくれます。
元気もらえるから嬉しいと。
私も同じです。
ずっと応援したい。
ずっと元気でいてもらいたい。
伯母は抗がん剤治療の1クール目で激しい副作用が出てしまい、
ドクターストップに。
しかしS状結腸に癌ができたこともあり脱腸になったため、急きょ手術をすることになりました。
しかも1年後の検査で再発(ノ_・、)
いやこれは再発とは言わない。
原発が残ってたのかわからないけど、癌細胞が大きくなってきているということで再手術しました。
1年の間に三度も手術をすることになってしまい、
とても心配でした。
LINEや電話で頻繁に連絡を取り合い、励ましあってます。
私と話ししてると元気なるって言うてくれるから、
イッパイ元気パワー送ってます。
私にできるのはこれくらいだもんで。
頑張ってねおばちゃん。
そして、病気になってこんなストレスを感じないように、
あなたは早期に発見してちゃっちゃと治しちゃってくださいね!
そのためにも、がん検診を受けてくださいね!
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/gan_kenshin01.pdf
40歳以上の方は毎年、特別検診の受診票が厚生省から届いていると思います。
これは主に、生活習慣病の早期発見や指導につかわれていますが、
がん検診も一緒になっていることが多いです。
ぜひとも受けてくださいね。
それでは今日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた~
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