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冬の空気の冷たさを感じる風、涼しいけれどほんの少しだけ肌寒い気温。 ニットに薄手のロングコートで大きな川沿いの道を歩く。 アスファルトには小さな石が落ちていて、コンクリートでできた壁には過去に起きた水害の高さが文字で刻まれていた。 色褪せたその表示には時間の流れを感じた。 大きな道路を歩いていると岐阜公園の入り口に辿り着いた。 子どもの頃はよく家族で遊びに来た場所だった。 それも小学校の低学年くらいまでの記憶だと思うけれどはっきりとは思い出せなかった。 金華山という山の
朝出かける時、きんと冷えた感覚と車からでるエンジンの匂いを感じた。 冬独特のあの匂いは子どもの頃を思い出す。 私は小学生の頃フィギュアスケートを習っていたので、毎週スケートリンクに通っていた。 ピリッとしたクラブの雰囲気に厳しいコーチの大きな声。 華やかな練習着に身を包んだ生徒たち。
昨日、久しぶりに一人映画をした。 オンラインでチケットを買い、QRコードで入場する。 紙のチケットが手元に残らなかったのが少し寂しいけれど便利であることに変わりはない。 開場5分前にドリンクとキャラメルポップコーンを買った。 食べ切れるかなと思いながらもやっぱり映画館のポップコーンは嬉しい。