天孫降臨 ねんど古事記 第7話 西都市
国譲りがなされ、天孫(アマテラスの孫)・ニニギノミコトが降臨しました。
ニニギは地上の美と花の女神・コノハナサクヤヒメと出会い、結婚すると、すぐに子供が出来ました。
サクヤヒメは天孫の子である事を証明するために、産屋に火をつけ炎の中でホデリ、ホスセリ、ホオリの三柱(※)の子供を産みました。
(※)神様は「柱」と数えます。
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宮崎県西都市、西都原古墳群にはニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの墓といわれる古墳もあるといわれ、一昨年に人形写真の撮影もしていたのですが、写真の公開は今回が初めてです。
というのは、「桜と古墳と人形」の絵を撮りたくて、お天気を見ながら2日訪ねたもののどうしてもそうしたアングルは見つからず(残念。ネットにも見当たらないのでやっぱり無理かなあ)、人形の修正などもして再チャレンジしたいと思ってました。
何しろ広さが4.2×2.6kmもあり(東京ドーム12個分)、古墳の数も319基だそうで。また桜だけでなく菜の花、ひまわり、コスモスの名所でもあるので、遠くなければハマって通いたい写場です。
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それにしても第2話「黄泉の国」で、黄泉比良坂(島根県松江市)から地上に戻ったイザナキが禊ぎをおこなったのが宮崎市のみそぎ池。
第3話「岩戸開き」で天岩戸伝承の舞台とされる宮崎県高千穂町から、アマテラスより追放されたスサノオが第4話「ヤマタノオロチ」で英雄となるのが再び出雲の地。
次に、スサノオの6代後のオオクニヌシが治めた出雲の国を、第6話でアマテラスが「国譲り」させて、ニニギの「天孫降臨(第7話)」がなされるのは何故か出雲ではなく日向(ひむか)宮崎となります。
日本神話のこの古代出雲と古代日向との物語舞台の移り変わりには、どんな背景があったのでしょうか? 興味深い大きな謎のひとつです。
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ロケ地・・西都原古墳群 宮崎県西都市
桜にこだわらなければ、古墳との撮影も可能です。