国産み ねんど古事記 第1話
世界の始まりは、何もないどろどろとしたあぶくのようなものが漂っているだけでした。
そこに現れたイザナキとイザナミが天浮橋から下界のあぶくを天沼矛でかき混ぜると、日本の島々が産まれました。
そして次に、たくさんのヤオヨロズの神々が産まれました。
日本の神話物語を「国産み」から「神武東遷」までの9話にわけてまとめました。
第1話は「国産み」。
第9話の後もずっとお話は続きますが、ここまでが「神代」から「人の世」にかけての物語。日本の神話といえば、まずこの9つの「物語」を知っておくと楽しいですよ。
「国産み」は、人形こそ昨年制作したものの、まだカメラを持って淡路島などロケ地のフィールドワークにまでは辿りついていません。おいそれと遠方まで出かけることはなかなか難しいですが、早く自由に飛び回れるようになりたいですね。
また表紙にオリジナルキャラクター「ヤマタノコロチ」のイラストを入れていますが、タイトルが「ねんど古事記」なので、9話のまとめがひと区切りついたら久しぶりに新しくコロチを作ってみるつもりです。