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#2 デザイナーのAdobe Illustratorの使い方(上級編)

デザイナー観察日記#2 は、デザイナー夫と結婚して初めて知った Adobe Illustrator の存在と、それを操る夫の姿がピアノを弾いているように見えて仕方がないというお話です。

Adobe Illustrator とは

Adobe Illustrator (アドビ イラストレーター) とは、イラストの作成やロゴの制作はもちろん、図面、広告、商品パッケージなどをデザインする描画ツールソフトのこと。グラフィックデザインの現場においてはおなじみのソフトです。最近はデザインの仕事をしていなくても、用意されたテンプレートを使って名刺を作ったりWebアイコンを作ったりする人も多いようです。

我がデザイナー夫の人生においては「Adobe Illustrator はトモダチ」です。21年のデザイナー歴でどんな「上級」な使い方をマスターしてきたか、ご紹介します。この記事を読んでくださっている方の中で Adobe Illustrator を使っておられる方は、ご自身と比べてみてください。

【デザイナーの妻】Adobe Illustrator との衝撃の出会い

夫の仕事場からは、いつも Macを操作するカタカタ…パチパチ…マウスのポチポチ…という音が聞こえてきます。今でこそ当たり前の音ですが、結婚した当初は驚きました。なぜかというと、音だけ聞いていると「何しているんだろう?」と思うほど激しくキーボードを叩く音が続くからです。

パチパチ…カタカタ…「Eメールでも書いてるのかな?」…バチバチバチバチ…「相当急ぎのメールかねぇ👀」…バチッバチッ…バチンバチンバチン!バチンバチンバチンッ!!「え、何か怒ってる?」 謎の音の正体を知るべく、こっそり覗きました。これが本日のメイン、デザイナー夫の Adobe Illustrator の使い方です。

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デザイナー夫の Adobe Illustrator の使い方 (上級編)

Adobe Illustrator では、文字やイラストを拡大・縮小したり、数ミリ単位でずらす、長さを変える、といった細かい作業をします。ソフトのツールバーには、そのためのアイコンがたくさんあり、マウスを使って作業をすることができます。が、夫はほとんどの作業を、マウスを使わずキーボードで打ち込んで行なっているのです。

①ショートカット機能:Macのショートカット機能のうち、私が普段使うのは ⌘ + C で[コピー]、⌘ + V で[貼り付け] …この2つくらい。対してデザイナー夫はAdobe Illustrator の作業において、マウスでアイコンを押す代わりにショートカット機能をたくさん使います。

Adobe Illustrator のショートカット機能には… ⌘ + f  /  ⌘ + d  / ⌘ + y /  ⌘ + :  /  ⌘ + 5 /  v / a / s / r … たくさんあります。夫は、「Adobe Illustrator ではマウスも使えるけど、自分は普通の人の半分くらいしかマウスを使わない」と言います。キーボードで打ち込む方がマウスを動かすより何十倍も早いのだそうです。いつも「要はスピード」と言っている夫ぽいですな。

②数字の打ち込み:さらに、文字や図の位置を微調整するのに、マウスで矢印を押していく代わりにテンキーを使って、数字を打ち込んでいます。それが "0.5" というような数字だったらわかるのですが、打ち込んでいる数字を覗いてみると、 "0.03125" みたいな長い数字!これは『cmではなく、 inch(インチ) で入力しているため、1インチの8分の1は "0.125" /  16分の1は "0.0625" /  32分の1 は "0.03125" と入力している 』とのこと。右手でバチンバチン!の正体はこれだったわけです。

ということで、私がこっそり覗いた時の後ろ姿は、左手が ⌘ / shift / v / a / s / r にあり、右手では数字をトントン打ち込み、マウスが必要なときは右手で対応する、という両手フル稼働の作業姿だったので、それがピアノを弾いているみたいに見えたのです。しかも超スピードでバシバシ打っているので、狂ったピアニストみたいで、ちょっと引きました。(←失礼)

特に音楽を聴きながらノリノリで作業している時なんぞは、音楽に合わせて最後の一つをバッチーンと叩いたりしているので、【デザイナーの妻】は密かに「キマったね!今の一打。」と心の中で思ったりします。こうやって、いくつものショートカットキーを使い込み、キーボードでテンポよくデザイン作業をするのが我がデザイナー夫の「Adobe Illustrator の使い方」です。

果たしてこれは「上級」なのか、どうなのか?

私が12年の観察により知った Adobe Illustrator の使い方は、要はこのピアノを弾くような姿なのですが、Adobe Illustrator をお使いのみなさんも、ピアノを弾くようにして、両手フル稼働でバシバシとキーボードを叩いているのでしょうか?非常に気になるところです。

我が家ではキーボードのことを「ケンバーン」(ピアノの鍵盤) と呼んだりしますが、これが本当に上級の使い方なのか、それとも我がデザイナー夫が特殊なのか、私には知る術がありません。これまでの観察対象が、我がデザイナー夫しかいないため「デザイナーあるある」なのか、それとも単に「特殊な使い方」なのか…わからなのです。どなたか教えて下さい😂。個人的に感じるニオイとしては、「我が夫は特殊なタイプなのではないか…👀」という気がしています。


以上、デザイナー観察日記#2 Adobe Illustrator の使い方(上級編)でした。もしかしたら、後日このタイトルは「特殊編」に変えないといけないかも。笑   しかし、今日も愛用ヘッドフォンで♫プリプリや米米クラブを聴きながら、ノリノリでキーボードを叩く、我がデザイナー夫の姿は最高におもしろいです。

観察日記#2 読んでくださってありがとうございました!



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