瑞獣 息 木鼻彫刻 息がこの世で通う間に、生死の解決こそが仏教の根本と教える 念仏宗無量寿寺総本山南門、奥の院唐門 念佛宗仏教美術の宝箱 The Buddhist Art of Nenbutsushu

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息 南門、奥の院唐門木鼻彫刻 謂れ ご参考
息 ソク
身体は獅子、一角獣、麒麟顔にして鼻は猪、足は鳥類、この世に存在する生きとし生けるものは息を命とし、息ある時「生」、息去る時「死」、息は命の根源、息がこの世で通う間に、生死の解決こそが仏教の根本と教える霊獣。

四門出遊
釈迦皇太子の時、お城に東、西、南、北、四つの門有り、其れより城外に出られ、それぞれの門の城外で、老人、死人、病人、修行者、に出逢い初めて人生の儚さ、苦しさ、を知り老死病は決して避ける事はできない事を知る。
釈迦は最後の修行者に出家の目的を尋ねた。出家者が答えるには、出家者で有ることは、良き「法」を実践し、良き「静寂」を実践し、良き「善行」を実践し、良き「孝徳」を実践し、良き「非暴力」を実践し、生きとし生けるものの「哀れみを知る」事で有ると。
修行者より聴くことにより、輪廻から生じる苦しみの根本「苦諦」から逃れる希望を釈迦は抱いた、この事を聞いた釈迦は「大いなる放棄」地位、名誉、財産、妻子、眷族、全てを捨て、二十九歳、出家する。
その後、生死に関わる六年に亘る苦行を乗り越え、暁月の明星輝く時悟りを開かれ、全の衆生を救わんが為、仏となる為の教えを四十五年、御説法「一切経」として為された。
尊きお釈迦様が仏になる以前の縁起を残さんが為、四門を以って境内に配置する。
仏教伽藍としての四門とは(東)山門、(西)総門、(南)南門、(北)北門、に当たる。

仏教美術の宝箱 The Buddhist Art of Nenbutsushu
総本山「佛教之王堂」の境内各所に
仏縁のある図柄が、思いをこめてデザインされています。

大宇宙、自然界に存在する「目に見えない働き」を仏教を通して大衆に説明する方法を、「仏の働き」とし色々な姿となって、「諸仏、諸菩薩、明王、天部」が生まれ、霊獣、霊鳥、諸鳥、諸植物、などが兼ね備えている仏力、霊力で、仏教により近付き理解できる様にすることが仏教伽藍の存在意義。

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