番外編

「もっと感覚的でいいのに」

それは本当にそう。

最近はじっくり情報を読み込む楽しさを見出して、変わってきたんだけど、ちょっと前のわたしは、好きな音楽や読書をひたすら"感覚"で楽しんでたな、と思い返す。

”なんか分からんけど良い〜!!“となるだけで、十分だった。幸福感に埋もれてた。後から理由がポロポロ見つかったりすると、興奮した。(あれ、結果論?)
一方で、物の成り立ちを含めて好きってなることもあって、ハッとする瞬間もあったけど。

(と、書いているのを読み返して、モヤモヤしてきた。わたしが単に「本質をつかむのが苦手」だけな話で、判断基準をうやむやにして正当化しているのかもしれない。叱らないで甘やかしてほしい…)

『好きな本のあとがきある?なくていいのだけど』

「そもそも、あとがきを読んだ記憶があまりないんだけど、ほとんどの本を途中までしか読んでないなって気づいた」

『言うまでもないことだとは思うけど、本は最後まで読まなくてもよく、世の中には歌詞をあんま気にせず音楽を聴いてる人がいて君もそっちに近いので、本もそのように楽しむだろうと思う』

私に気づいてくれる人と会話をする機会が、絶えず続いていることに、ずっと感謝をしていきたいなと思います。

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