オタクが急にアウトプットの場を得ると
「ここでは自由に自分の表現したいこと、言いたいことを出して良いんだよ!」
という場所に急にぽん、と出されてもあなたはすぐに対応出来ますか?
私の答えはノーだ。
というのも、25年生きてきて私は趣味を誰かと共有したりする経験に乏しく、自分の中で咀嚼して終わってきたから。
なので所謂オタクグループには所属せず、あまり興味のない素振りを見せ学生時代を過ごした。何ならオタクグループの事を内心見下しもしていた。ずっと同じ話題で盛り上がってて馬鹿みたいだなと。違う星の住人なんだな関わらないとこう、と。今思えば羨ましかったんだと思う。
このnoteもそうだ。何でも書いて良いんだよ!と言われても、今まで自己を抑圧してきた自分としては何だか悪い事をしているように感じる。自分語りばかりしている人って鬱陶しがられるし、それを出さないのが美徳だと信じて疑わなかったので。
それがここを覗いてみれば皆それぞれ思ったこと、感じたことを気の思うままに開放している。同じく戸惑っている人もいるが、そんな思いも含めて少しずつ自己を開放していきやがては抵抗を無くしている。
実際企業アカウントやプロのライター等がボリュームゾーンのここで、一般ユーザーがあえてnoteを選択しているのは「自分の思いを吐きたい」のような類のものが多く、#自己紹介を覗くと良く書いている人が多い。
あとnoteを始めたことを知り合いに言うと、意外とやっている人が多くてびっくりした。昨日あげた記事のアクセス数も結構多くて、想定よりアクティブユーザーがいるんだなあ。
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転機は1年前だった。
仕事に忙殺され趣味どころではなくなっていたところ、友人に外ヨガに誘われたので行った。『マイインターン』の主人公が公園でヨガ(ヨガと劇中言っているが実際は太極拳らしい)をやっている感じをイメージしてもらえれば。笑
そこではみんなとってもいきいきとしていて、自分を出すことに抵抗のない人達ばかりだった。だからすぐに色んな人と仲良くなれて、ちょっとしたコミュニティにまでなった。気持ちよく自己開示してくれる人ばかりで、色んな趣味に私を誘ってくれて、色んな事を教えてくれた。好きなことを語る人の目はとてもキラキラとしていて魅力的だった。
そこでふと、私ってただインプットしているだけで、その情熱を身体に溜め込んだまま、発散できていなかったんだなと気づいた。
幸いにも友人や外ヨガのコミュニティの人がレールを敷いてくれたので、信頼のおける人たちの中で安心して自己開示出来、色んな人を自分の好きなことに巻き込んだ。今思えば良いリハビリだったと思う。笑
そこからは今まで何となく辞めていた趣味が復活した(多分上記のきっかけとは別に鬱傾向にあったんだと思う)。そこからは本当に楽しかった。そこでまた、新しいコミュニティが出来て色んな人と知り合って、またその人達から新しい世界を教えてもらって…
もちろん自分だけで静かに楽しむのも良いと思う。要は使い分けだとも思っている。だが、好きなものが同じ人と繋がって、一緒に楽しい事をするのに味を占めてしまったので、もう以前のスタンスには戻らないと思う。笑
現在は資格講座のコミュニティ、英語学習のコミュニティ、Twitterのゲーム界隈のコミュニティで楽しくやっている。
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なんでわざわざこんな事を書いたかというと、「仕事が楽しくなく、プライベートも何もなく、全て投げ出して地元へ帰ろうか悩んでいる」と大学時代の友人が相談してくれて、少し前まで同じような状況だった私は何がきっかけで立ち直れただろうか?と考えた時に上記の事を思い出したからだ(まあ転職とか他にも色々あるけど)。
自分を抑圧するばかりじゃそりゃあ苦しくなるよね。
結局、自分の人生を救ってあげれるのは自分だけなんだなあ。
(この文章はお酒を飲んでべろべろになった状態で書いております)
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