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4月1日(月)~4月15日(月) 冬の星に生まれたら

4/1(月)

ハイツ友の会の解散が悲しい。

お笑いに限らず芸事の人を見る時、どうしてもその人のビジュアルも含めて「芸」として受け取ってしまうけど、そこで受け取っている良さの一部は送り手にとっては不本意な良さであるケースも男女問わずたくさんあって、そこを割り切って活動できる人もいるけど、割り切れることが良いことかどうかはわからないよね(優れているとは言えるかもしれない)

電車が人身事故で止まってて帰れないから遊ぼうとT君から連絡があったので立ち飲みに行き、サイゼでワインを飲んで帰宅。

4/2(火)

かつてまあまあ性的なことをしあった人と飲み会で他人のように(他人なのだが)喋るあの感じ。

4/3(水)

本業の取引先から、元請会社の接待で渡すから〇万円カンパ(領収書は出る)して、みたいな電話が来たけど断ってしまった。なぜならおれはその時ブランキージェットシティを聴いていたから…。でも実際はベンジーも達也も「それで仕事もらえるんならやったほうがいいよ」くらいは言うかもしれない。

近所のバーミヤンで麻婆豆腐を食べる。ここにたまに来るのはタッチパネル・配膳ロボ・paypayテーブル支払い、と三拍子揃ってて人間と関わる必要が一切ないからである。とはいえ料理は人間に作っていただいているのである。ここも機械が作ってくれたらもっと気楽になるだろうか。それともそこまでされるのはちょっと…と感じるのだろうか。

4/4(木)

風が強い。

MCバトル動画を好んでよく見てる。KTちゃんという2022年当時女子高生でデビューしたラッパーがいて、ビジュアルもかわいくてキャラが濃いから一種色物的な人気がありつつもバトル自体はそんなに強くなかったんだけど、さっき見た動画ではSATORUっていうすごく怖い(音源も怖い)ラッパーにうまくDISを切り返して勝っていた。すごい。人は成長できるんだなと思う。

4/5(金)

オタクに優しいギャル探偵と助手のオタクくんが殺人事件を解決する話で一山当てられないだろうか。と思ってぼんやり調べたらもうそれに近い作品が既にあった。だいたいのことはだいたいの人がもう考えている。

「パートナー」と「恋人」を同一のものとして、発信してしまいがちだけど、パートナーはいらないけど恋人は欲しい、という人もたくさんいるような気がするな。恋人が共同作業者である必要はないのだ。でもそれはおそらく都市部の発想だろう。

4/6(土)

文旦が箱で届いたので毎日一つずつ食べている。薄皮を剝いているあいだ無心になれるのが楽しい。

夜は赤身・中トロ・大トロ・ネギトロで四層になった握り寿司を食べた。これを楽しいと感じるか邪悪だと感じるかは微妙なところ。

4/7(日)

朝からHさんの叔母さんの山に6名でたけのこを掘りに。
たけのこ、初めて掘ったけど根っこの付き方が独特だな。根も竹みたいになってるからノコギリがないとなかなか切れない。やってみないとわからないことがたくさんあるな…。
夕方からは生涯学習センターの調理室を借りてひたすらアク抜きをした。
夜、帰宅後に近隣の友達に花見に誘われたので水煮にしたてのタケノコをおすそ分けなどする。社会をやった一日だったな、という気持ち。

4/8(月)

集英社がkindleのセールをやっているのでマンガをいくつか買ったんだけど、増田こうすけの『ギャグマンガ家めざし日和』がびっくりするくらい良かった。『ギャグマンガ日和』にも滲み出てる乾いたセンチメントとかリリカルさがストレートに書かれてる。考えてみればこんなに長くメジャーの第一線でギャグマンガを書き続けられてる人って他にいないんじゃないだろうか。

4/9(火)

「顔がいい」というだけのことがなぜこれほどまでに私たちの心をかき乱し、うっとりさせ、執着させしめるのか。

なるべく社会をやっていきたくないんだけど、社会をやっていきたくない僕みたいな人を受容できる社会ではあってほしいし、そういう社会のためにやれることがあるなら協力したくはあって、それってかなり自家中毒っぽさがある。

ハチミツ二郎さんの漫才師活動休止についてのnoteを読む。言葉がない。かっこいい人だと思う。

4/10(水)

海老ってよく見ると食べられなくなる形状してる。

宇多田ヒカルの『Addicted To You』の新録が出ていた。パワータイプからテクニックタイプへ……。

宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』再読。
成瀬になれなかった、あるいは成瀬に会えなかった僕たちもそれはそれとして楽しく生きていくしかないよな。

4/11(木)

そろそろDJの練習をしないとな。と思いながら無為に過ごしてしまう。
なんとなくプレイリストの方向性を途中まで組んで、それをダサく感じて全部崩す、というのを繰り返している。

4/12(金)

米津玄師のギャルピースによる経済効果は20億円の見通し。

4/13(土)

ホスト読書会設営のために東京へ。
手塚マキさんとお話すると背筋が伸びるな。
短歌、自分でも時々作ってみるけど、575と77の間で転換させるみたいなことがどうしてもうまくできない。
帰り道久しぶりにDUGに寄ろうとしたけどいっぱいだった。先月もそうだった。平日じゃないとだめか。

4/14(日)

なんとか早い時間に起きれたので皇居を走る。一周(5km)だとちょっと物足りない感じがするんだけどそれくらいがいい気がする。
新幹線で名古屋に戻ってそのままパーティへ。
ROSSOの『シャロン』を最後にかけたらチバユウスケを好きな人達がシンガロングしてくれて楽しかったな。W君は「嫌いなノリをやってしまった」って言ってたけどそうやって思えることもいいと思う。

4/15(月)

寒暖がまるでわからない。君は寒いの暑いの。どっちでもいいから教えて袖丈。

夜、歌人の小坂井大輔さんがやってる町中華『平和園』に。餃子がおいしくて、帰ってからもまだ餃子が食べたい気持ち。


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