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2024/12/26 落ち込みを振り返る
・最近ずっと調子も体調もよくない。体調はこの数日間続く咳、調子は3年前ぐらいからずっと崩している。この日記はそういう感じで始終続きます。
・自分は体の不調を体の不調だ!と捉えることがなぜかできなくて、大体は精神の状態がそれを示すサインになっている。魂は正直元気なのだが、身体に影響された精神が不調となって現れてくる。けどこの数日はめちゃくちゃ落ち込んでいた上に、咳も出始めたのでわかりやすく、体調を崩した!と思った。
・病院に行く。大学の保険で診療費が無償になるらしいので、薬代の3000円だけ持って自転車に乗る。
・が、しかし、受付で初診の時は5500円がかかると言われた。どうやら大きい病院では特定療養費として自己負担で払わなければならないらしい。「あ、そうなんですね。ちょっと今難しいので…」「でもお咳つらいですよね、ちょっと相談してみますか?」と受付の人は窓口に入って行ってしまった。で、違う人がやってきて「すみませんが、支払ってもらわないといけないんですよ。もし今日払えないなら、保証人を立てて、みんなが見てる前でその人に電話してもらいます。…」ということを若干怒られるように(本当はそんなことないと思うけど)言われて、「あ、今無理なんで帰ります」すぐ病院から出た。
・なんか、疑う余地もなくただただ自分が悪いのだけど、心配されたかと思ったら事務的に怒られて、その交互浴的な落差で完全に精神が揺らいでしまい、ぼろぼろ泣いてしまった。泣きながら自転車に乗って、泣いたまま部屋に帰った。しばらく倒れた後、ふと冷静になりお金を下ろして午後の診察に行った。
・特にはっきりしないという診断をもらい、自動精算機に『お大事に!』と言われる。薬局でも自動精算機に同じことを言われた。帰る途中で、大学の保険が適応されてないことに気付いて引き返す。
・すっかり遅い時間になってしまった。病院の待合室もまばらに、遠くで大きく怒鳴り声が「そんなのいいから!」「早く!もう!いいから!」聞こえた。みたところ、付き添いの娘と高齢の母親であろうか。母親の方は、たびたび立ち止まり柱に身を寄せ「知らない人がたくさんいてこわい」と言っていたようだが、その後引きずられるようにして車椅子に乗せられ、タクシーに押し込まれていた。
・こういう場面に出くわすと、途端に恐ろしくなる。生きているのが、ああ、みんな余裕がないし、苦しみ、永遠に続く。。。><と思ってしまう。私の調子の悪さは、世界を否定的に捉えすぎているせい…というのもかなり感じている。
・今回は落ち込みをもっと振り返ります。数日前、クリスマスということもあって、うれしいかなと思ってスーパーに行った。惣菜コーナー。見渡す限り、フライドチキン。油淋鶏。チキン南蛮。もも肉の照り焼き。ローストチキン。鶏の丸焼き。命。はっと恐ろしくなる。今日のために一体幾つの鶏の命がなくなったのか。人間の勝手に作ったお祝いのために、その日に用意された命として、楽しむために肉になる…。支離滅裂だ。別に菜食主義でも、食肉に影響が出るほど感情移入をしているわけじゃない。ただ瞬間的に罪、(なのか?)を感じて、やばい!こういう時の背中から何かに覆われるようなやつ。ただ言葉として「死ななきゃ!」と浮かぶ。死ぬことを考えているわけではないのに。
・自分にはどうにもできない社会のシステム、に、飲み込まれていると感じた時の無力感。かもしれない。
・被影響性が高いことについて、自己同一性の確立に失敗している!という気はしている。だけど、その被影響性と衝動性のせいで、すぐあとの自分のことが全く予想がつかなくなっているというのもあるので手詰まりだ。
・生きるにあたって自分では予想がつかないエモーションに支配されすぎている。それはもう感覚でしかないので、突き動かされている時の言動を他人に説明することはほとんど不可能なのだ。これは落ち込んでるときだけでなく、焦燥感や楽しそうと言った前向きなときにも適応される。
・でもエモーションはハードに依存しているような気もする。おれの魂はもっと自由で軽やかなはずなのに、悴む手、動けなくなる時、精神と体が乖離しているのに、そういうときは精神が落ち込んでいると説明した方が自然だ。
・!!日々を日々然として生きている人のようになれない!自分の未来になんの確定性も持てない。文章を書くという課題だったら、それが書き終わるか、そもそも書けるのかが全く分からない。行き詰まってしまう。かどうかもわからない。なにか、なんらかの方法で人の役に立ちたいと思っても、その行動を遂行できるかどうか、不安だ。
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・こうやって書いてるといくらか気楽になる気がする。大切だ、言葉にするのって!頭の中の言葉じゃなくて、こうして自分以外の人も認識可能な形に思考を変換する行為はエンドレスな悩みをほぐしていく感覚。自分はあんまり文章がうまくないな…という気持ちで日記を書くのを恐れていたけど、未来の自分に報告する気持ちでまた書こうと思います。