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【ミニコラム】宇宙関連の有名スピーチ(2)ケネディ大統領

宇宙ネタ5回目です。
さて、前回はガガーリンの打ち上げ直前スピーチでしたが、今回は所を変えて米国はJ・F・ケネディ大統領のいわゆる「ムーンスピーチ」です。
ガガーリンとくれば次はケネディでしょというのはワタクシ的には自然な連想で、なんと言ってもこのスピーチはガガーリンの飛行(1961年4月12日)に対する、良くも悪くもアメリカ的な(やたらと身振りの大げさな、と言ってもいいと思うのですが)反応として見ることができるのです。

で、今回も前回に引き続き、タイトルには「有名スピーチ」と銘打っています。
実際、こちらのスピーチはガガーリンのものより(日本では)知名度がありそうに思うのですが。
とはいえ、宇宙系の話が好きという人でも、この演説を通して見たり読んだりしたという人は、意外と少なかったりするかも(?)。


良いまとめ資料

さて、ネットを調べていたら、ちょうどうまい具合に参考になる論文が見つかりました。

青砥吉隆氏:
信念とヴィジョンの証 —ケネディ大統領による二つの「月」演説の分析—

pdfの直アドレスはこちら。
http://subsites.icu.ac.jp/org/sscc/pdf/aoto_46.pdf

これを見ると分かるんですが、ケネディ大統領の「月」演説には2つあるんですね。

その1

1961 年 5 月 25 日、ケネディは『国家的緊急課題に関する特別議会演説(Special Message to the Congress on Urgent National Need(ママ))』と題した 45 分に及ぶ演説の末部で、有人月面着陸計画を議会に提示した。


その2

アポロ計画始動後の 1962 年 9 月 12 日、ケネディはライス大学のフットボール競技場でアポロ計画についての一般向け演説を行い、聴衆からの熱狂的ともいえる反応を得た。


有名なのは上で「その2」とした方みたいで、これについては英語版Wikipediaの項目も立っています。

この演説、正式には“Address at Rice University on the Nation's Space Effort” (本稿ではさしあたり「国家の宇宙への注力に関するライス大学での演説」と訳すことにします)という名称がついているようですが、一般的には“We choose to go to the Moon”という名で知られているようです(「『我々は月に行くことを選ぶ』演説」と訳すことにします)。

さて、ここからがやっぱり米国は凄いなという部分なのですが。

この “go to the Moon”演説も1961年5月の議会演説も、当然のように動画で見られるのです。
しかもそれだけじゃありません……。


“Address at Rice University on the Nation's Space Effort”(2つ目の演説)


まず、上で「その2」とした、ライス大学での演説(「国家の宇宙への注力に関するライス大学での演説」)の方から見ていきます。

この演説の別題「我々は月に行くことを選ぶ」は、演説の佳境で印象的に宣言されるフレーズ「We choose to go to the moon.」に拠っています。

で、上に書いた「米国は凄いな」の話なのですが。

まず、この演説の原稿、なんと草稿まで含めて(!)丸々UPされているんですよ。

次のところで見られます。

せっかくですから以下に貼りつけておきます(次のものはあまりに演説内容と一致しているので、原稿というより速記録的なものかもしれません)。

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さらにこの演説、以下のサイトでカラー動画は見られるわ、演説の全文も読めるわ、それどころか各国語での訳文(日本語含む!)まで読めてしまいます。
もう私のすることは何も残っていないです(^_^;)。

というわけで、この演説について後はサイトの紹介だけして終わります。

基本的には以下のページで。ここで動画も英文も邦訳も見られます。文章を読む際は「VIEW TRANSCRIPT」をクリックです。
(邦訳はかなり情報を補った訳となっています。言い方を変えると、ちょっと意訳気味。)

動画を直接ダウンロードしたい場合はこちらのようです。

なお、YouTubeにもNASAが動画を上げていますので、貼っておきます。

(ライス大学も動画を上げていて、そちらはもう少し前後が長く映っています。これも参考までにURLを載せておきます。)
https://www.youtube.com/watch?v=QXqlziZV63k


あと、次のページに裏事情(?)的な説明が書いてあって、それがちょっと面白かったのでご紹介しておきます。



“Special Message to the Congress on Urgent National Needs” (1つ目の演説)


さて、こっちは上で「その1」とした演説です(「国家的緊急課題に関する特別議会演説」)。
全体は長いんですが、第IX章が我々にとって興味のある「宇宙」関連の部分です。

さて、これもやはりというか原稿・草稿などが丸々UPされています。以下のところで見られます。

これもせっかくですから、冒頭ページ及び、IX章から終わりまでの部分を以下に貼っておきます。

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テキストはこちらに起こしてあり、

動画も(モノクロですが)以下で見られるなど到れりつくせりです。

(IX章は動画の30:53〜38:54あたり)

なお、動画への直リンクは以下のようになります。
https://web2.millercenter.org/speeches/video/mp4/1Mb/spe_1961_0525_kennedy.mp4

この動画のコピーと思われるものがYoutube にあるので、そちらも貼っておきます。
(IX章の始まるところに時間指定をしておきました。)


“Special Message to the Congress on Urgent National Needs” の機械翻訳(IX章)


さて、この演説、議会でのものだからそこまで面白いものでもないし、そこそこ長いし、英語は分かる人も多いだろうし、ということで、翻訳はどうしようかと思ったりもしたのですが。
ガガーリンでも訳をつけた手前、こちらにも一応つけて……といっても、さしあたりは修正ナシの機械翻訳を形式的に……。
あんまり気になるところは、いつの日かこっそり手を入れるかもしれませんが……(←結局、少しだけ手を入れました)。
翻訳はもちろんIX章部分のみです。

以下、少しだけ解説めいたことを書くなら。

まず本演説で一番有名なのが以下の部分でしょう(訳は下の機械訳とは別の訳としています)。

"this nation should commit itself to achieving the goal, before this decade is out, of landing a man on the moon and returning him safely to the earth. "
我が国は、このディケード(=60年代)が終わる前に月に人を着陸させ、かつ、彼を安全に地球に帰還させるという目標の達成に携わるべきである

IX章冒頭の「ここ数週間に起こった宇宙での劇的な成果」という表現。これは何よりまずガガーリンの飛行のことを言っているわけですね。繰り返しになりますがガガーリンの飛行が1961年4月12日で、この演説は同5月25日のものですから、ひと月ちょっと前の出来事です。
また、1961年5月5日には米国の宇宙飛行士アラン・シェパード搭乗の「フリーダム7」も打ち上げられており(※註)、もちろんこのことも念頭に置かれているでしょう(同飛行士の名も演説中に出てきます)。
この章終わり近くの「皆さんはこの4年間を生きてきて」云々というのはスプートニク1号の打ち上げ(1957年10月4日)に端を発する、(既に始まっていた)米ソの宇宙開発競争のことを指しているものと思われます。

あと、以下に訳してみた部分からは外れますが、最後(結論部)のX章についてもちょっと付言するなら。

「ピッグス湾事件」(結果的に失敗に終わる、キューバへの侵攻……というか侵略事件。1961年4月15日〜4月19日)を起こしたすぐ後に

"A third asset is our desire for peace. It is sincere, and I believe the world knows it." 
第三の資産は、我々の平和への願望です。 それは誠実なものであり、私は世界がそれを知っていると信じています。

……云々、とか言えちゃうのはずいぶんな強心臓だなぁとか。もっともこの当時は「ベルリン危機」という問題もあって、結果的に「ベルリンの壁」が構築されたりもするのですが(1961年8月13日)。

フランスでドゴール大統領に合うのを楽しみにしているとか、ウィーンでソ連の首相と意見交換をしようと思っているとかいった感じの発言が出てきますが、これは1961年5月31日からのパリ訪問と、それに引き続いてのフルシチョフとのウィーン会談のことです(1961年6月3日〜6月4日)。

この辺もいろいろ興味深い話で、調べれば動画なども出てきますがキリが無くなってしまうので、本稿ではピッグス湾事件、ウィーン会談、ベルリン危機(英語版)、ベルリンの壁、それぞれのWikipedia記事へのリンクと、動画を2つ貼るにとどめておきます。

(日本語版Wikipediaは記事によっては──とりわけ日本の関わった戦争関連だと──編集合戦の末にものすごく偏った内容で固定されているような場合も多いので、参考として掲げるのは危険だったりもするのですけどね。ここで「日本の関わった戦争」にはもちろん「冷戦」も入るものと見ておかねばなりません。
もっとも冷戦関連は英語版でもバイアスバリバリという感じだったりすることがしばしばですが……。)


(※註)……これは衛星軌道には達しない弾道飛行であり、その点、ガガーリンの飛行に比べて見劣りするものでした。ただ、Wikipediaによれば距離487.3 km、最高高度187.5 kmに達したということですから、今日的な判断基準(FAI/国際航空連盟の基準では高度100kmを超えたかどうか)に照らしても、これが「宇宙飛行」だったことには間違いありません。


IX章: 宇宙
IX: Space

最後に、もし私たちが今世界中で行われている自由と専制政治の間の戦いに勝利しようというのであれば、ここ数週間に起こった宇宙での劇的な成果が、1957年のスプートニクと同様、私たち全員にはっきり示したはずである、どのような道をとろうか決めようとしている世界中の人々の心に、この冒険が与えたインパクトについて。

Finally, if we are to win the battle that is now going on around the world between freedom and tyranny, the dramatic achievements in space which occurred in recent weeks should have made clear to us all, as did the Sputnik in 1957, the impact of this adventure on the minds of men everywhere, who are attempting to make a determination of which road they should take.


私の任期の早い時期から、宇宙への取り組みを検討してきました。 国家宇宙会議の議長である副大統領の助言を受けて、我々のどこが強く、どこがそうでないのか、どこで成功するのか、どこで失敗するのかを検討してきました。 今や、より長い歩幅をとる時である。今こそ、偉大な新しいアメリカの事業の時である。今こそ、多くの点で地球上における私たちの将来の鍵を握る可能性がある宇宙での達成について、この国が明確に主導的な役割を果たす時である。

Since early in my term, our efforts in space have been under review. With the advice of the Vice President, who is Chairman of the National Space Council, we have examined where we are strong and where we are not, where we may succeed and where we may not. Now it is time to take longer strides--time for a great new American enterprise--time for this nation to take a clearly leading role in space achievement, which in many ways may hold the key to our future on earth.


私たちは必要な資源と才能をすべて持っていると信じています。 しかし、実際のところ、私たちはそのようなリーダーシップに必要な国家的な決定をしたことも、国家的な資源の整理をしたこともありませんでした。また、長期的な目標を緊急のタイムスケジュールで指定したこともなければ、その達成を確実にするために資源と時間を管理したこともありません。

I believe we possess all the resources and talents necessary. But the facts of the matter are that we have never made the national decisions or marshalled the national resources required for such leadership. We have never specified long-range goals on an urgent time schedule, or managed our resources and our time so as to insure their fulfillment.


ソ連が大型ロケットエンジンで先手を打ったことで、何ヶ月ものリードタイムを得ていることを認識し、彼らがこのリードを利用して、今後しばらくの間にさらに印象的な成功を収める可能性があることを認識しているにもかかわらず、私たちは自分たちで新たな努力をしなければならないのである。いつか自分たちが先頭になるという保証はありませんが、この努力を怠ると最後尾になることは保証できます。

Recognizing the head start obtained by the Soviets with their large rocket engines, which gives them many months of leadtime, and recognizing the likelihood that they will exploit this lead for some time to come in still more impressive successes, we nevertheless are required to make new efforts on our own. For while we cannot guarantee that we shall one day be first, we can guarantee that any failure to make this effort will make us last.


私たちはそれを外から丸見えにすることでさらなるリスクを負うのですが、宇宙飛行士シェパードの偉業が示すように、このリスクそのものが、成功したときの私たちの名声を高めてくれるのです。 しかし、これは単なる競争ではありません。 宇宙は今、私たちに開かれたものであり、その意味を共有しようとする私たちの熱意は、他の人の努力に左右されるものではありません。私たちが宇宙に行くのは、人類が行うべきことは何でも、自由人は完全に共有しなければならないからです。

We take an additional risk by making it in full view of the world, but as shown by the feat of astronaut Shepard, this very risk enhances our stature when we are successful. But this is not merely a race. Space is open to us now; and our eagerness to share its meaning is not governed by the efforts of others. We go into space because whatever mankind must undertake, free men must fully share.


そこで私は、私が先に要求した宇宙活動のための増額以上に、次のような国家目標を達成するために必要な資金を提供するよう議会に要請します。

I therefore ask the Congress, above and beyond the increases I have earlier requested for space activities, to provide the funds which are needed to meet the following national goals:


第一に、私は、この10年が終わる前に、月面着陸と地球への安全な帰還という目標を達成することに、この国がコミットすべきであると信じています。 この時代の宇宙プロジェクトの中で、人類にとってこれほど印象的なものはないでしょうし、宇宙の長期的な探査にとってこれほど重要なものはないでしょう。そして達成がこれほど困難だったり高価だったりするものは他にないでしょう。

First, I believe that this nation should commit itself to achieving the goal, before this decade is out, of landing a man on the moon and returning him safely to the earth. No single space project in this period will be more impressive to mankind, or more important for the long-range exploration of space; and none will be so difficult or expensive to accomplish.


私たちは、適切な月面宇宙船の開発を加速することを提案します。 私たちは、現在開発されているいかなるものよりもはるかに大きい代替の液体および固体燃料ブースターを開発することを提案します、どれがより優れているかが特定されるまで。 我々は、他のエンジン開発と無人探査のための追加資金を提案します。この探査はこの国が決して見過ごさない一つの目的、すなわちこの大胆な飛行を最初に行う人の生存のために、特に重要です。 しかし、非常に現実的な意味では、月に行くのは一人の男ではなく、私たちが断固としてこの判断を下すならば、それは国家全体のものになるだろう。 私たち全員が、彼を月に行かせるために働かなければならないからです。

We propose to accelerate the development of the appropriate lunar space craft. We propose to develop alternate liquid and solid fuel boosters, much larger than any now being developed, until certain which is superior. We propose additional funds for other engine development and for unmanned explorations--explorations which are particularly important for one purpose which this nation will never overlook: the survival of the man who first makes this daring flight. But in a very real sense, it will not be one man going to the moon--if we make this judgment affirmatively, it will be an entire nation. For all of us must work to put him there.


第二に、追加の2,300万ドルと、すでに利用可能な700万ドルを合わせて、ローバー核ロケットの開発を加速させる。 これにより、いつの日か、月を越えて、おそらく太陽系の果てまで、さらに刺激的で野心的な宇宙探査の手段を提供することが約束されています。

Secondly, an additional 23 million dollars, together with 7 million dollars already available, will accelerate development of the Rover nuclear rocket. This gives promise of some day providing a means for even more exciting and ambitious exploration of space, perhaps beyond the moon, perhaps to the very end of the solar system itself.


第三に、さらに5,000万ドルを追加して、世界的な通信のために宇宙衛星の利用を加速させることで、現在のリーダーシップを最大限に活用します。

Third, an additional 50 million dollars will make the most of our present leadership, by accelerating the use of space satellites for world-wide communications.


第四に、追加の7500万ドル--そのうちの5300万ドルは気象局のためのものである--は、私たちに世界的な気象観測のための衛星システムを可能な限り早い時期に与えるのに役立つだろう。

Fourth, an additional 75 million dollars--of which 53 million dollars is for the Weather Bureau--will help give us at the earliest possible time a satellite system for world-wide weather observation.


はっきりさせておきましょう--そしてこれは議員の皆さんが最終的に決断しなければならないことです--私が議会と国に求めていることをはっきりさせておきましょう--私は新しい行動の方針に堅固にコミットすることを受け入れるように議会と国に求めているのです。この道程は何年も続き、たいへん重いコスト負担があるでしょう。62年度には5億3,100万ドル、今後5年間で70億から90億ドルの追加費用がかかると見積もられています。 中途半端にしか進まない、あるいは困難に直面して視力を下げるのであれば、私の判断では全く進まない方がましだろう。

Let it be clear--and this is a judgment which the Members of the Congress must finally make--let it be clear that I am asking the Congress and the country to accept a firm commitment to a new course of action, a course which will last for many years and carry very heavy costs: 531 million dollars in fiscal '62--an estimated seven to nine billion dollars additional over the next five years. If we are to go only half way, or reduce our sights in the face of difficulty, in my judgment it would be better not to go at all.


これはこの国が選択しなければならないことです。議会の宇宙委員会と歳出委員会のリーダーシップの下で、この問題を慎重に検討していただけると確信しています。

Now this is a choice which this country must make, and I am confident that under the leadership of the Space Committees of the Congress, and the Appropriating Committees, that you will consider the matter carefully.


それは、私たちが国家として行う最も重要な決断です。 しかし、皆さんはこの4年間を生きてきて、宇宙の意義や宇宙での冒険を目の当たりにしてきましたが、宇宙を制覇することの最終的な意味が何であるか、誰も確実に予測することはできません。

It is a most important decision that we make as a nation. But all of you have lived through the last four years and have seen the significance of space and the adventures in space, and no one can predict with certainty what the ultimate meaning will be of mastery of space.


私は月に行くべきだと信じています。しかし、この国のすべての国民と議会議員は、何週間も何ヶ月もかけて注意を払ってきたこの問題について、慎重に検討して判断を下すべきだと思います。というのも、これは重い負担であり、米国が宇宙で肯定的な立場をとることに同意または望むことは、それを成功させるための仕事をし、重荷を負う用意が私たちにない限り意味がないためです。もしそうでないならば、今日、そして今年中に決断すべきではないでしょうか。

I believe we should go to the moon. But I think every citizen of this country as well as the Members of the Congress should consider the matter carefully in making their judgment, to which we have given attention over many weeks and months, because it is a heavy burden, and there is no sense in agreeing or desiring that the United States take an affirmative position in outer space, unless we are prepared to do the work and bear the burdens to make it successful. If we are not, we should decide today and this year.


この決定は、科学的・技術的な人員、資材、施設の国家的な大規模なコミットメントを要求しており、それらがすでに希薄に普及している他の重要な活動から転用される可能性がある。

This decision demands a major national commitment of scientific and technical manpower, materiel and facilities, and the possibility of their diversion from other important activities where they are already thinly spread.


これは、これまでの研究開発努力の特徴ではなかった、ある程度の献身、組織、規律を意味します。 過度な業務停止、材料や人材の高騰、無駄な省庁間の競合、主要な人材の高い離職率などを避けることができないことを意味しています。

It means a degree of dedication, organization and discipline which have not always characterized our research and development efforts. It means we cannot afford undue work stoppages, inflated costs of material or talent, wasteful interagency rivalries, or a high turnover of key personnel.


新しい目標や新しいお金では、これらの問題を解決することはできない。 すべての科学者、すべてのエンジニア、すべてのサービスマン、すべての技術者、請負業者、公務員が、宇宙というエキサイティングな冒険の中で、この国が自由の全速力で前進するという個人的な誓約をしない限り、実際には、これらの問題をさらに悪化させる可能性があります。

New objectives and new money cannot solve these problems. They could in fact, aggravate them further--unless every scientist, every engineer, every serviceman, every technician, contractor, and civil servant gives his personal pledge that this nation will move forward, with the full speed of freedom, in the exciting adventure of space.


(トップ画像は以下のNASAのページより)