フルマラソンで安定した記録と自己ベストを更新する上で、大事な事とは その5
こんにちは。
今回も以前から掲載している、
フルマラソンを走る上で大事なことについて。
4つ目のポイントである、
「自己分析」
について書きます。
伝えたいのは3点。
◎1点目
練習の疲労が抜けやすいタイプかどうか。
人によって、筋肉疲労の抜けやすさは違います。
分かりやすいのはレースに出た直後の練習の質がどれだけ変化しているか。
疲労が抜けやすい人は年間で多くのレースに出ても問題ないですし、
川内優輝選手や設楽悠太選手のように、
練習の一貫として毎週のように連戦でレースに出場してもいいでしょう。
しかし、疲労が抜けにくい人は、連戦でのレース出場はおススメしません。
日々の練習の質を70%くらいにするか、レースに出場した後は、
回復するまでは強度をかなり落とした練習をすることをおススメします。
◎2点目
前半型か後半型か。
ジョギングで、前半と後半でどちらが速いかを分析すれば分かります。
前半型の方はペース配分が課題の方が多いので、
「抑えて入る」という意識づけが大事です。
練習の一貫で出るフルマラソンで実践して、
30km以降に切り替えてペースを上げるといいかと思います。
◎3点目
1人が好きか人といるのが好きか。
これによって、レース前の1週間前の過ごし方が変わります。
レースの直前は、いかにノーストレスの状態を作り出せるかが重要です。
後者の方は、食生活と睡眠リズムを除いては特に意識する必要ありませんが、
特に前者の方は、1人の時間をどれだけ確保出来るかが大事です。
また、レース直前は、カーボローディングしますが、
ここでストレスを溜めてしまう方は、
過度にはせず、敢えて好きな食べ物をレース前日とかに食べてもいいかと思います。
以上が自己分析でも特に大事な要素です。
次回は「「粘る」のではなく「余裕を残す」」について書きます。