その1秒を削り出せ
こんにちは。
今日は「その1秒を削り出せ」という言葉について。
この言葉の由来は、2011年の箱根駅伝にさかのぼります。
当時、2代目山の神と呼ばれる柏原竜二さん擁する東洋大学が、箱根駅伝3連覇を狙っていました。
しかし、結果は2位。
この年は早稲田大学が優勝しました。
なんと、その差は200km以上走って、僅かに21秒差。
1位と2位との差は、箱根駅伝史上最も僅差でした。
1~9区の選手1人1人が、あと数秒速く走っていれば、
結果が違っていた事を考えると、本当に惜しいですよね。
この出来事がきっかけで、
「その1秒を削り出せ」
というスローガンは生まれました。
それから1年後の2012年の箱根駅伝。
あの時の悔しさを忘れないよう、腕にスローガンをマジックで書いて、
レース中にも意識出来るよう臨んでいました。
結果、今度は2位と大差をつけての優勝。
悔しさが喜びに変わった瞬間でした。
このスローガンは今も東洋大学のスローガンとして受け継がれています。
微差は大差を生みます。
たかが1秒、されど1秒。
時間は有限。
僕自身も時間を大切に、そして日々拘って、
自分の本当のありたい姿に向かって走り切ります。