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StableDiffusionの冒険10 マスク以外は全部SDで作った画像で紙芝居を作って見る。

ずっとしつこく続けておりました修道女シリーズ。
そろそろ1つの流れにまとめられるんじゃね? 
というわけで、修道院の1日シリーズを紙芝居風に書いてみました。

一応、主人公固定で書いてありますが、いかんせん、現時点のAI画伯の泣き所でキャラの指定が出来ません……
なので、できるだけ同じような娘さんをピックアップしておりますが細部がいろいろと違っております。
そして、モブ勢も基本同じPromptから生成されているので似たような感じになっています(苦笑)

それでも自分でレタッチなんかは一切無しで、全部StableDiffusionの機能だけで完結してます(マスク作成除く)
大量に候補を出力して、良い感じなのをinpaitingで修正して拡大してもう一度補正って感じですね。
おかげでフォルダがえらいことになってしまいました(笑)

キャラのかき分けみたいなのを自由に出来るようになると、もっと楽しくなりますね! 発展が楽しみです。

という、ことで。

それでは始まり始まり~

なお、妙にゴージャスですがAI画伯はなかなか貧乏ったらしい服や内装を出してくれないのであります……

とある修道院の1日@新米修道女の日誌より抜粋

舞台はファンタジーっぽい世界。
主人公はつい最近、世俗社会からとある女子修道院にやってきたという設定です。まだ、修道院での生活に馴染みきっていない新米修道女の1日をご覧ください。

起床
この世界でも修道院の朝は早く、夜明け前というよりほとんど真夜中に起床して朝のミサを行います。
寝ぼけ眼をこすって必死に眠気を追いやっているのは、うっかり居眠りすると教育係の副修道院長に怒られるからです(笑)

うう、眠い……

朝課の準備
新米修道女ですが、ワケありなので実は結構重要なポジションを任されているます。朝の儀式で使うためのお香を用意し、神々に捧げるなど朝からやることは盛りだくさん。
大聖堂付属の修道院なので、毎日のミサを執り行うのは大聖堂に所属している司教が交代で行います。今日の司教様は彼女が仕事をしていても、笑って見てるだけで手伝ってくれる気配はありません(笑)

さすがは大聖堂付属の修道院だけあって、いろいろと豪華だよね。
そして、笑って見てるだけの司教様。ふんだ。

朝課
聖堂に向かうと修道院の先輩が待っています。主人公にそっくりさんなので何かとからかわれることが多く、妙な気苦労があるみたいです。

ミュシャ先輩。双子みたいと言われるが、そんなに似ていないと思う……

朝課と次の課題の隙間時間
朝のミサも終わる頃にちょうど夜明けを迎えます。
ほんのわずかの隙間時間にバルコニーで同輩の友人とおしゃべりタイム。
こういうところはまだまだ俗世の垢が落ちていません。

同じ頃に修道院に入ったカレン。男の子みたいに見えるけど、立派な女の子。
あたしの経験上、こういう少年みたいな子は将来とんでもない美人になるんだよね。

魔法の訓練
ファンタジー世界なので修道女は魔法を使えます。荒事が起こると騎士団に帯同して彼らを助けるのも彼女たちの重要な役目。男だらけの騎士団に同行したり、現実世界と違って結構、この辺りはフレシキブルなようです。

魔法を使うときは、こんな感じで指を組んで集中する。
馴れると歩くみたいに簡単に仕えるって言うけど……絶対、無理。

早朝の課題終了
ここまでが朝の日課になります。
馴れてはきましたが、やはり新米の彼女にはハードらしくお腹が減って仕方在りません。ダッシュで食堂に行きたいところですが、走るとはしたないと怒られるのでしずしずと急ぎます。

ごっはん♪ ごっはん♪

朝食
朝の食堂は早くも激混み。まさに戦場。ビュッフェスタイルなので早い者勝ちという一面もあり、がっつりと食事を確保します。テーブルに所狭しと並んでいますが、もちろん彼女1人で食べるわけもなく4人分です。
あと1人は少し遅れているようですね。

朝から多すぎない? って言われるけど、お昼と夜の貧相さを考えればこれぐらいはいるって!

お使い
朝食の後は午前の仕事がありますが、たまには村にお使いを言いつけれることもあります。
こういう時は世俗経験のある彼女に白羽の矢が立つのが定番。もっとも、このせいで余計に世俗の垢が落ちなかったりもするわけですが。

やっぱり市場は楽しい! けど目移りして、もー大変(笑)

書写
お使いから帰ってくると、本来の仕事の書写が待っています。貴重な歴史書や法律関係の書物、そして欠かすことの出来ない祈祷書や聖伝書などは全て手書きで写していきます。
たまにお金持ちの貴族が演劇の台本なんかを持ち込んできたりして、彼女にとっては言い息抜きになっている模様。
ちなみに副修道院長も彼女と同じ趣味らしく、仕事の合間に息抜き? がてらよく姿を書写室に見せるようです。

お午まではは書写の時間。実はお金持ちの貴族様から私物の書物の筆写も修道院に頼まれたりするんだよね。肩が凝る仕事だけど、面白い本も多いので結構好きな仕事。
副修道委員長。怒るともの凄く怖い……

昼食
お昼はパン一切れと水だけです。
以前はお昼はなかったので、これでもマシになった方かもしれません。
お皿にいっぱい載っていますが、これももちろん数人分をまとめて運んできただけ。最後には1枚しか残りません。

お昼はパン一切れと水だけ……ツライ。

昼の労働
お昼ご飯が終わると肉体労働の時間です。
季節によって変わりますが、今はちょうど葡萄畑の手入れの当番の模様。
修道院でのワイン造りはとても重要な仕事なので、修道士に雇われている下働きはもちろん修道士も総出です。それだけでは足りずに近くの村から助っ人を頼むこともあります。 

広いんだよね……うちの修道院の葡萄畑って……

夕方
日も傾いてくると、畑から修道院に戻って薬草園の見回りを行います。男子修道院と女子修道院で別れているため、修道女だけで当番制で見回りを行います。
見回り当番以外の修道女はというと晩ご飯の準備です。基本、生活の全ては修道女の持ち回りで行うようです。

薬草園って独特の香りがするんだよね。

就寝前のお祈り
日が沈んで夜食が終わると祈祷の時間。
みなで聖堂で祈りを捧げて、1日が終わります。

先輩たちも一緒にお祈り。
祈祷では毎日アロマキャンドルを捧げるんだけど、何気に贅沢だよね。

と、とあるファンタジー世界の修道院の1日を追いかけてみました。
結構な枚数になってしまいましたが、これだけ作るのに1日とかかっていません。しかも、その時間のほとんどは大量に出力された絵のどれを使うか悩んでいる気がします(笑)

なんとか、統一感っぽいのは出せたかな? と。この辺りは指定しないと1パターンになりやすいAIだから逆にうまくいった感じですね。
全部、StableDiffusionの機能だけでこれだけ描けてしまうのだからスゴイを通り越してちょっと怖いです(笑)

ですが、私のように絵の描けない人には本当に嬉しいアプリですね!
なんとなく、コツみたいなものもつかめてきたのでそちらもご紹介できればと思います。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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